特許
J-GLOBAL ID:201103028023665110

ポリプロピレンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-196552
公開番号(公開出願番号):特開平3-062807
特許番号:特許第2797489号
出願日: 1989年07月31日
公開日(公表日): 1991年03月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】(A-1)(i)金属マグネシウムと水酸化有機化合物、マグネシウムの酸素含有有機化合物からなる群より選んだ少なくとも1員と、(ii)電子供与性化合物と、(iii)チタンの酸素含有有機化合物とを含有する均一溶液に、(iv)少なくとも1種のハロゲン化アルミニウム化合物を反応させ、得られた固体生成物に、さらに(v)電子供与性化合物と、(vi)ハロゲン化チタン化合物を反応させて得られる固体複合体と、(A-2)周期表の第I a,II a,II b,III bおよびIV b族金属の有機金属化合物から選んだ少なくとも1種と、(A-3)電子供与性化合物とから成る混合分散液に、50°C以下の温度にて、該固体複合体1g当たり0.1-100gの炭素数3以上のα-オリフィンを吸収させて得られる固体触媒成分と、(B)成分として、周期表の第I a,II a,II b,III bおよびIV b族金属の有機金属化合物の群から選んだ少なくとも1種と、(C)成分として、電子供与性化合物とからなる触媒を用い、プロピレンを多段階で重合する方法において(イ)極限粘度[η]1が0.2-1であるポリプロピレンを製造割合R1が10-80重量%の範囲で製造する低分子量成分重合工程と(ロ)極限粘度[η]2が1-3であるポリプロピレンを製造割合R2が10-70重量%の範囲で製造する中間分子量成分重合工程と(ハ)極限粘度[η]3が3以上であるポリプロピレンを製造割合R3が10-50重量%の範囲で製造する高分子量成分重合工程を含む、少くとも3つの重合工程からなり、かつ、各工程で得られるポリプロピレンのキシレン可溶分Xyと極限粘度[η]iがXy≦-0.3×[η]i+3.0但し、i=1-3を満足し、かつ、最終ポリプロピレンの極限粘度[η]wとダイスウェルSRがSR≧0.63×[η]w+0.55を満足することを特徴とするポリプロピレンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/06

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