特許
J-GLOBAL ID:201103028079062230
貫通穴閉塞構造及びそれに用いられる貫通穴閉塞キット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
北村 修一郎
, 東 邦彦
, 宮地 正浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-225306
公開番号(公開出願番号):特開2011-074969
出願日: 2009年09月29日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】片壁構造の壁体に形成された貫通穴の閉塞部分の防火性能を高める。【解決手段】壁面3を構成する板状体層4を構造材5の表側のみに設けてなる片壁構造の壁体1に形成された貫通穴2に、板状体層4の厚み寸法t1よりも大なる長さ寸法Lを有する耐熱性素材製の貫通スリーブ6がそれの長さ方向の中心を板状体層4の厚み方向の中心線c2よりも壁表裏方向の一方側に寄せた片寄せ配置で備えられているとともに、熱膨張性を有する熱膨張性閉塞材10が、熱膨張時に貫通スリーブ6の内部を閉塞するように、貫通スリーブ6の内部に挿通された長尺体Pの外面と貫通スリーブ6の内面との間の貫通空間9の少なくとも一部、又は、貫通空間9とそれの壁表裏方向の他方側の開口部9Aに壁表裏方向の他方側から対面する部位に亘る領域の少なくとも一部に備えられ、熱膨張時に熱膨張性閉塞材10が所定膨張領域から壁表裏方向の他方側に離脱するのを規制する規制手段11が熱膨張性閉塞材10よりも壁表裏方向の他方側に備えられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
壁面を構成する板状体層を構造材の表側のみに設けてなる片壁構造の壁体に形成された貫通穴に、板状体層の厚み寸法よりも大なる長さ寸法を有する耐熱性素材製の貫通スリーブがそれの長さ方向の中心を板状体層の厚み方向の中心線よりも壁表裏方向の一方側に寄せた片寄せ配置で備えられているとともに、
熱膨張性を有する熱膨張性閉塞材が、熱膨張時に前記貫通スリーブの内部を閉塞するように、貫通スリーブの内部に挿通された長尺体の外面と貫通スリーブの内面との間の貫通空間の少なくとも一部、又は、前記貫通空間とそれの壁表裏方向の他方側の開口部に壁表裏方向の他方側から対面する部位とに亘る領域の少なくとも一部に備えられ、熱膨張時に熱膨張性閉塞材が所定膨張領域から壁表裏方向の他方側に離脱するのを規制する規制手段が熱膨張性閉塞材よりも壁表裏方向の他方側に備えられている貫通穴閉塞構造。
IPC (3件):
F16L 5/04
, H02G 3/22
, E04B 1/94
FI (3件):
F16L5/02 M
, H02G3/22 B
, E04B1/94 L
Fターム (11件):
2E001DE04
, 2E001FA03
, 2E001FA34
, 2E001GA18
, 2E001HF12
, 2E001KA02
, 5G363AA05
, 5G363BA01
, 5G363CA07
, 5G363CA14
, 5G363CB11
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