特許
J-GLOBAL ID:201103028156824874

避難用梯子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-262796
公開番号(公開出願番号):特開2003-070922
特許番号:特許第3757139号
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 横断面が同一の形状及び大きさに形成された複数枚の縦長板状の柱材(7)を前後方向へ重ね合わせて長手方向へ摺動自在とした伸縮式の左右の伸縮柱体(2)と、左右の伸縮柱体(2)間に長手方向に一定間隔毎に配設され、両端部が対向する左右の柱材(7)の一端部に夫々取り付けられた複数本の横桟(3)と、左右の伸縮柱体(2)の各柱材(7)を長手方向へ伸縮自在に連結すると共に、伸長状態になった伸縮柱体(2)の各柱材(7)が長手方向へ抜けるのを防止する連結機構(4)と、左右の伸縮柱体(2)の柱材(7)に後方へ突出する姿勢で取り付けられ、建物の壁面に当接し得る突子(5)とを具備した伸縮式の避難用梯子(1)に於いて、前記左右の伸縮柱体(2)の各柱材(7)は、横桟(3)の前面及び後面に平行で且つ横桟(3)の端部が取り付けられる縦長板状の取付け部(7a)と、取付け部(7a)の外側端に前方へ傾斜する姿勢で連設されて横桟(3)の端面に対向する縦長板状の外側耳部(7b)と、取付け部(7a)の内側端に後方へ傾斜する姿勢で連設された内側耳部(7c)と、外側耳部(7b)及び内側耳部(7c)の何れか一方又は両方に柱材(7)の長手方向に沿って形成された横断面が四角形で外側面が開放された係止溝(7f)及び係止溝(7f)を形成する一側の側壁の延長部分を横断面がコ字形に折り曲げした先端部から成る係止片(7g)とを備えた一定長さの金属製の押出し型材により形成されており、各柱材(7)を前後方向へ重ね合わせて長手方向へ摺動自在としたときに、取付け部(7a)同士、外側耳部(7b)同士及び内側耳部(7c)同士が夫々密接状に重ね合わされて各柱材(7)の両側端が夫々同一平面上に位置すると共に、前後に隣接する一方の柱材(7)の係止溝(7f)内に他方の柱材(7)の係止片(7g)が摺動自在に嵌合されて重ね合わされた各柱材(7)が分離しないようにし、又、前記各横桟(3)は、その両端部が対向する左右の各柱材(7)の取付け部(7a)の前面にボルト(8)及び袋ナット(9)により夫々取り付けられ、更に、前記連結機構(4)は、各柱材(7)の取付け部(7a)の前面に柱材(7)の長手方向に沿って夫々形成され、横断面が略T字形で且つ両端が開放されたガイド溝(7d)と、横桟(3)の両端部及び各柱材(7)の取付け部(7a)に前面側から挿通支持されたボルト(12)により各柱材(7)の取付け部(7a)の後面に夫々取り付けられ、前後に隣接する後側の柱材(7)のガイド溝(7d)に摺動自在に嵌合されてガイド溝(7d)の開口縁部に係止される抜け止め体(10)と、各柱材(7)のガイド溝(7d)内にボルト(14)により取り付けられ、伸縮柱体(2)の伸長時に抜け止め体(10)がガイド溝(7d)から抜けるのを阻止するストッパー(11)とから構成され、そして、前記突子(5)は、その両端部がストッパー(11)を柱材(7)へ取り付けるためのボルト(14)により対向する左右の柱材(7)の取付け部(7a)の後面に固定されていることを特徴とする伸縮式の避難梯子。
IPC (2件):
A62B 5/00 ( 200 6.01) ,  E06C 9/12 ( 200 6.01)
FI (2件):
A62B 5/00 A ,  E06C 9/12 B

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