特許
J-GLOBAL ID:201103028185314451

流動接触分解触媒添加剤の導入を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-503083
出願日: 1989年02月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】流動接触分解ユニット(FCCユニット)内で循環している所定量のバルク触媒に対し所望の量の分解触媒添加剤を維持し、それによりFCCユニットの触媒性能パラメーターを制御するため、FCCユニットへの流動接触分解触媒添加剤の導入を制御する方法であって、以下の工程(1) FCCユニットの触媒性能パラメーターを所望のレベルに維持するに必要な、所定量のバルク触媒に対する分解触媒添加剤の所望の量を決定すること、(2) FCCユニットの触媒性能パラメーターを所望のレベルに維持するに必要な、所定量のバルク触媒に対する分解触媒添加剤の濃度範囲を決定すること、(3) 所定時間における分解触媒添加剤の近似消費速度を決定すること、(4) 基本サイクル時間を決定すること、この基本サイクル時間の倍数が前記工程(3)における近似消費速度の決定にかかる所要時間であり、かつこの基本サイクル時間は最大要求量の分解触媒添加剤をFCCユニットに導入するにかかる時間である、(5) 所定の基本サイクル時間内でFCCユニットに導入される分解触媒添加剤の最大要求量を決定すること、(6) 所定の基本サイクル時間内でFCCユニットに最大要求量の分解触媒添加剤を入れ、そして十分な所定の時間をかけて前記最大要求量の分解触媒添加剤を入れ、それによって(a)所定量のバルク触媒に対する分解触媒添加剤の所望のレベルを断続的に達成し、(b)FCCユニットの性能パラメーターを所望のレベルに維持するに必要な分解触媒添加剤の濃度範囲内に、バルク触媒に対する分解触媒添加剤の所望のレベル維持すること、(7) 前記近似消費速度より速い速度でかつ前記基本サイクル時間のほぼ2/3以下の長さの時間で、所定の基本サイクル時間内で所定の最大要求量の分解触媒添加剤を導入すること、そして(8) 自動添加バルブを介して分解触媒残留ホッパーからFCCユニットへ所定の最大要求量の分解触媒添加剤を移すこと、この自動添加バルブはフリップ-フロップ方式で作動する添加バルブ及びパージバルブを含み、添加バルブが開放しかつパージバルブが閉鎖している際に分解触媒添加剤の流動相がFCCユニットへ運ばれ、パージバルブが開放しかつ添加バルブが閉鎖している際にホッパー残留物が撹拌された流動状態に維持され、そして自動添加バルブの操作はFCCユニットの前記触媒性能パラメーターの検出によって与えられるフィールドバックシグナルに基づいている、を含む方法。
IPC (2件):
B01J 8/24 321 8822-4G ,  C10G 11/18 6958-4H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭52-044313
  • 特開昭57-190088

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