特許
J-GLOBAL ID:201103028260774676
S/N特性改善器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
内藤 浩樹
, 永野 大介
, 藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-199700
公開番号(公開出願番号):特開2011-052991
出願日: 2009年08月31日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】確率共鳴現象を用いてS/N比を改善する際、適切なノイズ強度より小さいとS/N比ゲインが小さくなる。【解決手段】ノイズが混入した入力信号Vinと、入力信号を非線形関数へ入力して確率共鳴現象を生じさせ出力信号Voutを得るS/N特性改善器1において、前記非線形関数をロジスティック関数、シグモイド関数またはハイパボリック・タンジェント関数とする。これらの関数を用いると、ノイズが小さいうちは入力信号の大小に対して線形的に出力が変化してS/N比ゲインが少なくとも1を超え得る。一方、ノイズの大きさが適切であれば非線形な閾値特性により確率共鳴現象が効率的に生じることでS/N比が大きく改善される。よって、入力信号Vinに混入したノイズが弱い段階から広い範囲で、出力信号VoutのS/N比(SNRout)を入力信号VinのS/N比(SNRin)より高くし得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
元信号と、前記元信号にノイズが混入した入力信号と、前記入力信号を非線形関数へ入力して確率共鳴現象を生じさせ出力信号を得るS/N特性改善器であって、
前記非線形関数がロジスティック関数、シグモイド関数、またはハイパボリック・タンジェント関数であることを特徴とするS/N特性改善器。
IPC (1件):
FI (2件):
G01R29/26 Z
, G01R29/26 A
前のページに戻る