特許
J-GLOBAL ID:201103028841006050

免震用積層ゴム装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-252759
公開番号(公開出願番号):特開2001-074096
特許番号:特許第4266452号
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 円形孔を有する複数の薄いゴム板と、円形孔を有する複数の薄い鋼板とが交互に積み重ねられ、その上下に円形孔を有する鋼製の取り付け板が配置されて高温高圧下で加硫接着され、複数のゴム板の円形孔と、複数の鋼板の円形孔と、上下の取り付け板の円形孔とにより上下に貫通した鉛プラグ挿入孔が形成された積層体と、 前記積層体の鉛プラグ挿入孔に装着された円柱状の鉛プラグとを備える免震用積層ゴム装置を製造する方法であって、 前記鉛プラグを、前記積層体が常温となった際の、前記積層体の上下の取り付け板に取着した蓋板により上下が閉塞された前記鉛プラグ挿入孔の容積と等しいか、あるいはそれより僅かに大きい体積の円柱状に予め形成しておき、 前記加硫接着後で加硫接着時の熱により前記積層体が熱膨張している間に、前記鉛プラグを前記鉛プラグ挿入孔に圧入し、 前記鉛プラグ挿入孔の上下を、前記積層体の上下の取り付け板に取着した蓋板により閉塞し、 前記積層体の温度の低下による前記積層体の高さの減少に伴い、前記蓋板から前記鉛プラグの上下端に軸方向の圧縮応力が作用することにより、前記鉛プラグが拡径して、前記鉛プラグの外周部が前記ゴム板の内周部に食い込んだ状態となるようにした、 ことを特徴とする免震用積層ゴム装置の製造方法。
IPC (4件):
F16F 15/04 ( 200 6.01) ,  B32B 15/06 ( 200 6.01) ,  E04H 9/02 ( 200 6.01) ,  F16F 1/40 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16F 15/04 A ,  B32B 15/06 Z ,  E04H 9/02 331 A ,  F16F 1/40 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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