特許
J-GLOBAL ID:201103028867665256

建設機械の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-187109
公開番号(公開出願番号):特開2001-012407
特許番号:特許第3731146号
出願日: 1999年07月01日
公開日(公表日): 2001年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】圧油供給通路、シリンダポート及びタンクポートとを含む複数の油室を備えたバルブボディーと、 このバルブボディー内に摺動自在液密的に挿入され、前記圧油供給通路から供給される圧油を、前記シリンダポートを介してアクチュエータへ供給するとともに、このアクチュエータからの戻り油を、タンクポートよりタンクラインへ排出するよう油の給排を切換える切換スプールと、 前記圧油供給通路とシリンダポートとの間に設けた中間室と、 この中間室とシリンダポートとの間に設けた逆止弁と、 前記シリンダポートと前記タンクポートとの間に設けた補助ポートと、 前記バルブボディー内において、前記切換スプールの一端側に設けられた補助ポートと、前記切換スプールの他端側に設けられた補助ポートとを連通接続し、さらに前記タンクラインとも連通する圧力補償通路と、 この圧力補償通路と前記タンクラインとの間に設けられ、圧力補償通路と前記タンクラインとの間の開度を調整する流量調整手段と、 前記中間室の圧力を検出する圧力検出手段と、 を有する複数の切換弁を備え、 それぞれの切換弁において前記圧力検出手段によって検出された圧力のうち最高圧力を選択する最高圧力選択手段と、 を備え、 前記流量調整手段の開き方向にはそれぞれの前記切換弁の前記中間室の圧力を作用させるとともに、閉じ方向には、前記最高圧力選択手段により選択された最高圧力を作用させるよう構成した、 油圧制御装置であって、 さらに、それぞれの前記切換弁に設けられた前記切換スプールに、前記補助ポートと前記タンクポートとの間に、前記切換スプールの移動に伴い開度の調整されるノッチを設けたことにより、 前記補助ポートから前記タンクポートへの油の流量制御が、前記流量調整手段によるものと、さらに、これと並列的に設けた前記ノッチによる流量制御との2系統で行われることを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
IPC (2件):
F15B 11/05 ( 200 6.01) ,  F15B 11/16 ( 200 6.01)
FI (2件):
F15B 11/05 A ,  F15B 11/16 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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