特許
J-GLOBAL ID:201103029085796323

電動機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-088672
公開番号(公開出願番号):特開2011-223707
出願日: 2010年04月07日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】インバータ回路の上段FETの短絡故障、下段FETの短絡故障、及びアーム短絡故障を区別して検出し、インバータ回路のアーム短絡故障の検出時間を短縮可能な電動機制御装置を提供する。【解決手段】インバータ部20は、複数のコイル11、12、13ごとに設けられ、コイル11、12、13の各相に対応する素子対41、42、43を構成する複数のスイッチング素子21〜26を有する。電流検出部44、45、46は、それぞれの下段FET24、25、26を流れる電流を検出する。制御部50の故障検出手段は、下段FET24、25、26および上段FET21、22、23の一方が全てオンとなり他方が全てオフとなるタイミングで、電流検出部44、45、46により検出する電流値に基づいて、素子対41、42、43のアーム短絡故障を検出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の相に対応する巻線を有する電動機を制御する電動機制御装置であって、 前記複数の巻線ごとに設けられ、前記巻線の各相に対応し高電位側に配置された高電位側スイッチング素子および低電位側に配置された低電位側スイッチング素子からなる素子対を構成する複数のスイッチング素子を有し、前記巻線へ電流を供給するインバータ部と、 前記スイッチング素子のオンおよびオフを切り換える通電状態切換部と、 前記低電位側スイッチング素子に対し、前記高電位側スイッチング素子とは反対側に配置され、それぞれの前記低電位側スイッチング素子を流れる電流を検出する電流検出部と、 前記通電状態切換部を制御し、前記高電位側スイッチング素子および前記低電位側スイッチング素子の一方が全てオフとなり他方が全てオンとなるタイミングで、前記電流検出部により検出する電流値に基づいて、前記素子対の故障を検出する故障検出手段を有する制御部と、 を備え、 前記高電位側スイッチング素子が全オフ、かつ前記低電位側スイッチング素子が全オンとなるタイミングで前記電流検出部により検出する電流値を第1電流値とし、 前記高電位側スイッチング素子が全オン、かつ前記低電位側スイッチング素子が全オフとなるタイミングで前記電流検出部により検出する電流値を第2電流値とすると、 前記故障検出手段は、所定の相における前記第1電流値および前記第2電流値と閾値とを比較し、前記第1電流値および前記第2電流値の両方が前記閾値より大きい場合、「前記所定の相の前記高電位側スイッチング素子および前記低電位側スイッチング素子の両方が短絡故障した」と判定することを特徴とする電動機制御装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/538 ,  H02P 27/06
FI (3件):
H02M7/48 M ,  H02M7/5387 Z ,  H02P7/63 302S
Fターム (21件):
5H007AA06 ,  5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CA02 ,  5H007CB05 ,  5H007DB07 ,  5H007DC02 ,  5H007EA13 ,  5H007FA06 ,  5H505AA16 ,  5H505BB06 ,  5H505CC02 ,  5H505DD03 ,  5H505EE49 ,  5H505HA09 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505KK06 ,  5H505LL22 ,  5H505MM12 ,  5H505MM20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電動機駆動システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-240644   出願人:富士電機機器制御株式会社

前のページに戻る