特許
J-GLOBAL ID:201103029765738506
超電導コイルの含浸方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
梶 良之
, 須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-034839
公開番号(公開出願番号):特開2011-192985
出願日: 2011年02月21日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】超電導コイルに取り付いた余分な樹脂を除去するとともに、樹脂中にボイドが発生するのを防ぎ、もって、クエンチ現象の発生を防止することができる超電導コイルの含浸方法を提供すること。【解決手段】円筒状の巻枠2に超電導線材3を巻回してなる超電導コイル1にエポキシ樹脂8を含浸させる含浸方法に、超電導コイル1を入れた容器5内を真空引きする真空引工程と、液状のエポキシ樹脂8を容器5に注入する樹脂注入工程と、容器5から超電導コイル1を取り出す取出工程と、超電導コイル1を加熱する第1加熱工程と、超電導コイル1に含浸したエポキシ樹脂8が半固形状化した段階で加熱を中断する加熱中断工程と、超電導コイル1の外周に付着した余分な半固形状のエポキシ樹脂8を除去する除去工程と、超電導コイル1に含浸したエポキシ樹脂8が固化するまで再度加熱する第2加熱工程とを取り入れる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
円筒状の巻枠に超電導線材を巻回してなる超電導コイルにエポキシ樹脂を含浸させる超電導コイルの含浸方法であって、
前記超電導コイルを入れた容器内を真空引きする真空引工程と、
液状のエポキシ樹脂を前記容器に注入する樹脂注入工程と、
前記容器から前記超電導コイルを取り出す取出工程と、
前記超電導コイルを加熱する第1加熱工程と、
前記超電導コイルに含浸した前記エポキシ樹脂が半固形状化した段階で加熱を中断する加熱中断工程と、
前記超電導コイルの外周に付着した余分な前記半固形状のエポキシ樹脂を除去する除去工程と、
前記超電導コイルに含浸した前記エポキシ樹脂が固化するまで再度加熱する第2加熱工程と、
を含むことを特徴とする超電導コイルの含浸方法。
IPC (1件):
FI (2件):
前のページに戻る