特許
J-GLOBAL ID:201103030524518104

機器劣化評価支援方法及び機器劣化評価支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-037862
公開番号(公開出願番号):特開2011-174765
出願日: 2010年02月23日
公開日(公表日): 2011年09月08日
要約:
【課題】機器の異常を早期に発見する。【解決手段】機器劣化評価支援装置1は、初期音響データを測定し、記憶する(S401)。定期的に現在音響データを測定し、記憶する(S402)。初期音響データと、現在音響データとを比較し、異なっているパターンを抽出し、予兆パターンの候補として記憶する(S403)。候補が抽出されなければ(S404のNO)、現在音響データを測定し直す(S402)。候補が抽出されれば(S404のYES)、サポートベクトルマシンを使い、正常パターン及び候補を識別する識別関数を設定する(S405)。識別関数を用いて候補と同一パターンの発生頻度の、現在音響データにおける変化傾向を把握する(S406)。発生頻度が増加傾向であれば(S407のYES)、候補を予兆パターンとして記憶する(S408)。予兆パターンの発生頻度を詳細に把握し(S409)、監視対象機器の劣化状況を評価する(S410)。【選択図】図4
請求項(抜粋):
記憶部と、処理部とを備えるコンピュータにより、機器の劣化評価を支援する機器劣化評価支援方法であって、 前記記憶部は、過去における稼動開始から劣化までの前記機器の音響を測定した過去音響データと、直近の稼動開始時に前記機器の音響を測定した初期音響データと、直近の稼動開始から所定時間後に前記機器の音響を測定した現在音響データと、を記憶し、 前記処理部は、 前記初期音響データと、前記現在音響データとを比較し、前記初期音響データと異なるパターンを前記現在音響データから抽出し、抽出したパターンを予兆パターン候補として前記記憶部に記憶するステップと、 前記現在音響データにおける前記予兆パターン候補の発生頻度を計数し、当該予兆パターン候補の発生頻度が時間の経過とともに増加する傾向であるか否かを判定するステップと、 前記予兆パターン候補の発生頻度が増加する傾向である場合に、前記予兆パターン候補を予兆パターンとして前記記憶部に記憶するステップと、 前記過去音響データにおける前記予兆パターンの発生頻度を計数し、当該予兆パターンの発生頻度の時間的変化に基づいて、前記機器の劣化度合いの時間的変化を示す機器劣化曲線データを作成するステップと、 を実行する ことを特徴とする機器劣化評価支援方法。
IPC (2件):
G01M 99/00 ,  G01M 17/007
FI (2件):
G01M19/00 Z ,  G01M17/00 C
Fターム (7件):
2G024AD18 ,  2G024BA12 ,  2G024BA15 ,  2G024CA13 ,  2G024CA26 ,  2G024FA03 ,  2G024FA06

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