特許
J-GLOBAL ID:201103030572717860

鋼板対、積層鋼板、及び回転電機コアの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-216423
公開番号(公開出願番号):特開2011-067027
出願日: 2009年09月18日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】両面に絶縁被膜を有する鋼材を用いて、要処理時間が短く、非磁性層を所望どおりに形成することができる鋼板対の製造方法、積層鋼板及び回転電機コアの製造方法を提供すること。【解決手段】鋼板対10の製造方法において、各鋼板20,30の絶縁被膜21,31の一部を除去する除去工程(S20)と、除去工程で絶縁被膜が除去された各鋼板の被膜除去部23,33の片面側に凹部22,32を形成する凹部形成工程(S30)と、鋼板30の凹部32に改質金属40aを挿入する添加工程(S40)と、添加工程で改質金属40aが挿入された鋼板30に対し、鋼板20を凹部同士が対向するように重ね合わせる抱き合わせ工程(S50)と、抱き合わせ工程で重ね合わせられた各鋼板20,30に対し、被膜除去部23,33から加圧通電して、各鋼板及び非磁性合金を改質して非磁性合金層40を形成する非磁性改質処理工程(S60)とを含む。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
両面に絶縁被膜を有する2枚の鋼板を重ね合わせた鋼板対の製造方法において、 前記各鋼板の絶縁被膜の一部を除去する除去工程と、 前記除去工程で絶縁被膜が除去された前記各鋼板の被膜除去部分の片面側に凹部を形成する凹部形成工程と、 前記凹部形成工程で前記凹部が形成された前記各鋼板の前記凹部の少なくとも一方に非磁性合金を挿入する添加工程と、 前記添加工程で挿入された前記非磁性合金が前記各鋼板の凹部間に収容されるように、前記各鋼板を前記凹部同士を対向させて重ね合わせる抱き合わせ工程と、 前記抱き合わせ工程で重ね合わせられた各鋼板に対し、前記凹部が形成された面と反対側の被膜除去部分から加圧通電して、前記各鋼板及び前記非磁性合金を改質して非磁性合金層を形成する非磁性改質処理工程と、 を含むことを特徴とする鋼板対の製造方法。
IPC (1件):
H02K 1/18
FI (1件):
H02K1/18 B
Fターム (8件):
5H601AA23 ,  5H601BB01 ,  5H601CC15 ,  5H601DD01 ,  5H601DD11 ,  5H601GC04 ,  5H601GC12 ,  5H601KK10

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