立体自動倉庫

発明者：
出願人/特許権者： ,
代理人 (2件)：長谷川芳樹 , 黒木義樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-047054
公開番号（公開出願番号）：特開2011-178549
出願日： 2010年03月03日
公開日（公表日）： 2011年09月15日
要約：

【課題】収納量が大きく、設備コスト及び設置スペースを抑制することができる高能力の立体自動倉庫を提供すること。【解決手段】本発明による立体自動倉庫(10)は、2対の積層ラック(12L1,12R1;12L2,12R2)を並列ではなく、直列に配置すると共に、2対の積層ラック間に1基の昇降装置(16)を配置して、その昇降装置のみで2対の積層ラックに対する入出庫を可能としたことを特徴としている。このようなタンデム構造の立体自動倉庫では、2対の積層ラックを並列に配置した従来構成と同等の収納量を確保することができ、上方に延ばす必要もないため、高さ制限のある建屋にも適用可能である。また、昇降装置は1基だけでよいため、装置数が従来構成よりも少なく、立体自動倉庫を安価に製造することができ、また、設置スペースも小さくて済むという効果もある。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

複数段の棚(22)を有し、互いに平行に対向配置された第1対の積層ラック(12L1,12R1)と、前記第1対の積層ラック(12L1,12R1)のそれぞれの一端に隣接して配置され、前記棚(22)と同段数の待機コンベヤ(26L,26R)を有する第1対の待機ステーション(24L1,24R1)と、前記第1対の積層ラック(12L1,12R1)間、及び、前記第1対の待機ステーション(24L1,24R1)間にて、前記棚(22)及び前記待機コンベヤ(26L,26R)の各段毎に又は数段毎に水平方向に走行可能に設けられた、前記棚(22)及び前記待機コンベヤ(26L,26R)に対して荷(P)の受渡しを行う第1の移載シャトル(14)と、複数段の棚(22)を有し、互いに平行に対向配置された第2対の積層ラック(12L2,12R2)であり、前記第1対の積層ラック(12L1,12R1)との間に前記第1対の待機ステーション(24L1,24R1)が配置されるよう、前記第1対の積層ラック(12L1,12R1)に対して直列に配置された前記第2対の積層ラック(12L2,12R2)と、前記第2対の積層ラック(12L2,12R2)のそれぞれの、前記第1対の待機ステーション(24L1,24R1)の側の端部に隣接して配置され、前記第2対の積層ラック(12L2,12R2)における前記棚(22)と同段数の待機コンベヤ(26R,26L)を有する第2対の待機ステーション(24L2,24R2)と、前記第2対の積層ラック(12L2,12R2)間、及び、前記第2対の待機ステーション(24L2,24R2)間にて、前記第2対の積層ラック(12L2,12R2)おける前記棚(22)及び前記第2対の待機ステーション(24L2,24R2)における前記待機コンベヤ(26L,26R)の各段毎に又は数段毎に水平方向に走行可能に設けられた、前記第2対の積層ラック(12L2,12R2)おける前記棚(22)及び前記第2対の待機ステーション(24L2,24R2)における前記待機コンベヤ(26L,26R)に対して荷(P)の受渡しを行う第2の移載シャトル(14)と、前記第1対の待機ステーション(24L1,24R1)と前記第2対の待機ステーション(24L2,24R2)との間に配置された昇降装置(16)であり、前記第1対の待機ステーション(24L1,24R1)及び前記第2対の待機ステーション(24L2,24R2)のそれぞれにおける一方の側の前記待機コンベヤ(26L)に対して荷(P)の受渡しを行う第1の昇降台(30L)と、前記第1対の待機ステーション(24L1,24R1)及び前記第2対の待機ステーション(24L2,24R2)のそれぞれにおける他方の側の前記待機コンベヤ(26R)に対して荷(P)の受渡しを行う第2の昇降台(30R)とを有する前記昇降装置(16)と、前記第1の昇降台(30L)に対して荷(P)の受渡しを行う第1のコンベヤ(18L)と、前記第2の昇降台(30R)に対して荷(P)の受渡しを行う第2のコンベヤ(18R)とを備える立体自動倉庫(10)。

IPC (1件)：

B65G 1/04

FI (2件)：

B65G1/04 555A , B65G1/04 561

Fターム (8件)：

3F022FF01 , 3F022JJ14 , 3F022LL12 , 3F022LL14 , 3F022LL31 , 3F022LL33 , 3F022MM11 , 3F022MM17

引用特許：

審査官引用 (1件)

倉庫設備
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-307989 出願人：三菱重工業株式会社

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