特許
J-GLOBAL ID:201103031572200910

直交状角材の連結固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊池 新一 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-270527
公開番号(公開出願番号):特開2002-081418
特許番号:特許第3484150号
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2002年03月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】第1角材の第1側面と第2角材の第2端面とが相互に当接されて直交状をなし、かつ、第1角材の第1側面と第2角材の第2側面とにより連結コーナ部が形成されるものを、インナージョイントとアウタージョイントと締着用螺杆とによって連結固定するための装置において、第1角材の第1側面に穿設されてその長手方向に沿う第1係嵌抜止溝条が当該第1側面を開口しているとともに、前側挟幅通隙とこれに連続する奥側拡幅溝とでT字状に形成された当該第1係嵌抜止溝条が、前側挟幅通隙を挟んで向き合う一対の突出端縁部と、その裏側の奥側拡幅溝に露呈された一対の抜止端縁とを有していること、第2角材の第2側面に穿設されてその長手方向に沿う第2係嵌抜止溝条が当該第2側面を開口しているとともに、前側挟幅通隙とこれに連続する奥側拡幅溝とでT字状に形成された当該第2係嵌抜止溝条が、前側挟幅通隙を挟んで向き合う一対の突出端縁部と、その裏側の奥側拡幅溝に露呈された一対の抜止端縁とを有していること、インナージョイントが、締着用螺孔の形成された中央部分と、その両側に直交配置で形成された第1被係嵌部および第2被係嵌部とを有するものからなり、これら両被係嵌部が、第1係嵌抜止溝条の抜止端縁に遊装状態で係嵌自在な第1遊嵌対溝と、第2係嵌抜止溝条の抜止端縁に遊装状態で係嵌自在な第2遊嵌対溝と、第1係嵌抜止溝条の奥側拡幅溝に遊嵌状態で係嵌自在な第1遊嵌頭部と、第2係嵌抜止溝条の奥側拡幅溝に遊嵌状態で係嵌自在な第2遊嵌頭部とによりT字状に形成されているとともに、第1遊嵌頭部および第2遊嵌頭部の裏側には、第1遊嵌対溝および第2遊嵌対溝に露呈した一対の抜止係当端縁があること、アウタージョイントが、通口を中央に有する背板部とその背板部の両側から直交状に曲げられた直角三角形状の前後各側板とからなるとともに、これら背板部や前後各側板によりそれぞれ連設された第1押当端縁部および第2押当端縁部を有していること、締着用螺杆がアウタージョイントの通口を通じてインナージョイントの締着用螺孔にねじ込まれるものであること、インナージョイントの第1被係嵌部および第2被係嵌部が、第1角材の第1係嵌抜止溝条および第2角材の第2係嵌抜止溝条にそれぞれ遊嵌状態で係嵌されて、第1角材の第1側面と第2角材の第2側面とによる連結コーナ部に当該インナージョイントが配装されていること、連結コーナ部に配装されたインナージョイントにアウタージョイントが被嵌されて、アウタージョイントの第1押当端縁部および第2押当端縁部が前記連結コーナ部に配装されていること、締着用螺杆がアウタージョイントの通口を貫通してインナージョイントの締着用螺孔に螺合締着されていること、締着用螺杆の螺合締着によってアウタージョイントが連結コーナ部の角隅側へ押し込まれるのと相対にインナージョイントがアウタージョイントの背板部側へ引き寄せられ、かつ、連結コーナ部において、アウタージョイントの第1押当端縁部および第2押当端縁部が第1角材の第1側面と第2角材の第2側面にそれぞれ圧接されているとともに、インナージョイントにおいて第1遊嵌頭部や第2遊嵌頭部の裏側にあるそれぞれ一対の抜止係当端縁が、第1角材の各抜止端縁や第2角材の各抜止端縁にそれぞれ圧接されていることを特徴とする直交状角材の連結固定装置。
IPC (1件):
F16B 7/18
FI (1件):
F16B 7/18 D
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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