特許
J-GLOBAL ID:201103031619188930

小滴沈着装置の作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-541213
特許番号:特許第4037915号
出願日: 1999年02月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】基板に印刷するインクジェットプリントヘッドを作動する方法であり、前記プリントヘッドが、複数の画室を有しており、それぞれの当該画室は、画室の長手方向に沿って延在する側壁によって形成されると共に、隣接する複数の各画室同士が当該側壁によって分離される様に画室軸に対して横方向にアレイ状に配列されており、且つ各画室が小インク滴の噴射用ノズルと、インク供給部とにそれぞれ連通しており、更に、当該側壁部には、電気的作動可能な手段が設けられており、当該電気的作動可能な手段は電気信号に応答し、当該画室の容積を変動させる様に当該画室軸に対して横方向に当該側壁部を変位させる様に作動可能であり、且つ当該複数個の画室は、複数組のグループに割り当てられて、当該グループ毎に順番に交互に駆動される様に構成されており、且つ当該電気的作動可能な手段は、当該各画室の1駆動操作に対応してプリントトーンデータに従って複数回作動可能であり、それによって対応する数の小滴を噴射して、パケット状で飛行する複数個の小滴が、互いに溶け込みあい印刷される基板にヒットする際に一つの大きなプリントドットが形成されるように当該電気的作動可能な手段を作動させる方法であって、当該方法が、当該1駆動操作に於いて1つ若くしは複数の当該電気信号を当該プリントトーンデータに従って当該電気的に作動可能な手段に印加するステップを含み、 当該方法に於いては、当該電気信号は、所定の周期を有すると共に当該周期は第1の時間間隔と第2の時間間隔と時間遅れとを含んでおり、当該第1の時間間隔の間は、当該画室の容積が増加する状態に保持される第1の部分(C)を構成し、且つ当該第1の時間間隔は、当該画室の画室軸方向の長さをL、当該画室を伝播するインクの圧力波の速度をcとした場合に、0.8〜1.0L/c或いは1.4〜1.6L/cで規定され、当該第1の時間間隔に続く当該第2の時間間隔の間は、当該画室の容積が減少状態保持される第2の部分(X)を構成し、当該第2の時間間隔は、当該第1の時間間隔の2倍に設定され、当該第2の時間間隔に続く当該時間遅れは、当該画室の容積を拡張又は縮小の何れでもない状態に保持される部分(D)を構成し、当該時間遅れの時間間隔は、当該時間遅れを当該第1の時間間隔に対する比で表した値が、0.45から0.55の範囲内で選択される事によって特徴付けられているインクジェットプリントヘッドを作動する方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ( 200 6.01) ,  B41J 2/055 ( 200 6.01)
FI (1件):
B41J 3/04 103 A

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