特許
J-GLOBAL ID:201103032040045131

定性反応用試験片

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-091772
公開番号(公開出願番号):特開2011-177186
出願日: 2011年04月18日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】 目視で容易に生理学的複合反応の検出を判定することを可能とする安価な試験片の開発が求められる。【解決手段】 本発明は、医療現場において使用されうる試験片に関する。具体的には、基材と、該基材に設けた検出領域および該検出領域内に配設された少なくとも2種類以上の生理活性物質がそれぞれ固定された生理活性物質固定領域を含む試験片であって、該検出領域内は、少なくとも異なる2種類の生理活性物質固定領域同士が隣接、ならびに/もしくは生理活性物質固定領域と、検出物質が固定された検出物質固定領域とが隣接した試験片およびその製造方法を提供する。 本発明の試験片は、固定化された生理活性物質の数が多数に至る場合、測定者の解析の負担を要することなく生理学的複合反応の検出を可能とし、医療現場における迅速な対応を可能とすることができ、かつ、その製造も安価である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
生体試料中の2種類以上の公知の変異が存在する野生型の核酸を検出するため試験片を用いた検出方法であって、 該試験片は、 基材と、該基材に設けた1つの検出領域および該検出領域内に配設された、少なくとも2種類以上の核酸プローブがそれぞれ固定された少なくとも2種類以上の領域を含み、 該少なくとも2種類以上の核酸プローブがそれぞれ固定された少なくとも2種類以上の領域間は該検出領域内において互いに隣接しており、 該核酸プローブは、野生型の特定の塩基配列とハイブリダイズし、公知の変異を有する塩基配列とはハイブリダイズしない塩基配列を有するものであり、 該検出方法は、以下の工程を含む。 (1) 末端に発色酵素修飾したプライマーまたは末端に発色酵素と結合可能なリンカーを修飾したプライマーを用いて、検体の核酸を増幅する工程 (2) 該増幅した核酸を試験片に接触させる工程 (3) 発色基質を用いて発色させる工程 (4) 検出領域の全体が発色した場合は、検体の核酸は野生型であり、検出領域の一部が発色していない場合は、検体の核酸は変異型であると判断する工程
IPC (4件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/543 ,  C12M 1/34
FI (4件):
C12Q1/68 A ,  G01N33/53 M ,  G01N33/543 545A ,  C12M1/34
Fターム (23件):
4B024AA11 ,  4B024CA04 ,  4B024CA09 ,  4B024HA14 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ12 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR40 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QR72 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Diagnostic microbiology and infectious disease. 2002, Vol.44, No.3, p.245-252

前のページに戻る