特許
J-GLOBAL ID:201103032170850699

排気ガス又はエンジン冷却水の熱エネルギーを利用した温風式エアーワイパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大滝 均
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-283111
公開番号(公開出願番号):特開2002-087219
特許番号:特許第3646052号
出願日: 2000年09月19日
公開日(公表日): 2002年03月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】温風式エアーワイパー装置であって、(1)車体内に配置され、エンジンにより駆動され、又は、車載バッテリーにより駆動するモータにより駆動される、空気圧縮用のエアーコンプレッサー装置、(2)前記エアーコンプレッサー装置から供給される圧縮空気を一時的に蓄積する、圧縮空気タンク、(3)前記圧縮空気タンク内の圧力が、少なくとも所定圧力を超えた場合に作動し、該タンク内の圧力が当該所定圧力以上に上昇することを防止する圧力制限装置、(4)フロントガラス、サイドガラス、リアガラス及びサイドミラーの近傍にそれぞれ1以上配置され、前記圧縮空気タンクから供給される圧縮空気を前記ガラス及びミラーに噴射する、圧縮空気噴射ノズル、(5)前記圧縮空気用のエアーコンプレッサー装置と前記圧縮空気タンク、そして前記圧縮空気タンクと前記圧縮空気噴射ノズルを連結し、圧縮空気を圧縮空気噴射ノズルに供給する、圧縮空気供給管、(6)前記圧縮空気供給管に装備され、エンジンから排出される排気ガスの有する熱エネルギー、又は、エンジン冷却水の有する熱エネルギーを利用して、圧縮空気を加熱する、熱交換装置、そして、(7)前記圧縮空気供給管に装備され、前記圧縮空気噴射ノズルへの圧縮空気の供給量を調節する、圧縮空気噴射量調節装置、の各装置からなり、(8)前記圧縮空気供給管は、前記圧縮空気タンクから前記圧縮空気噴射ノズルに至る経路で少なくとも4本に分岐され、それぞれがフロントガラス、サイドガラス、リアガラス又はサイドミラーの近傍に配置された前記圧縮空気噴射ノズルと連結され、そして分岐された圧縮空気供給管のそれぞれが前記圧縮空気調節装置を装備し、(9)前記圧縮空気噴射量調節装置は、それぞれ、前記圧縮空気供給管の内部に配置され、かつ、その移動又は回転により圧縮空気供給管を閉塞し又は解放する調節コマ又は円盤と、該調節コマ又は円盤を移動又は回転する駆動手段とからなり、(10)前記圧縮空気噴射ノズルは、(10a)前記圧縮空気供給管と耐圧性を有する柔軟なチューブで連結され、断面の一部が多角形状又は円弧形状である固定台座の該多角形状又は円弧形状の部分に設けられた角度調調節用穴に固定具によりスライド可能に固定されたノズルと、該ノズルを前記固定台座上の前記多角形状又は前記円弧形状の部分でスライドさせる駆動手段とからなり、又は、(10b)前記圧縮空気供給間に固定され、圧縮空気の噴射角度と噴射幅がそれぞれ異なる第1及び第2の噴射口と第1又は第2噴射口に圧縮空気を送気する第1及び第2送気穴を備えたノズルと、連通穴を有し、前記第1又は第2送気穴の一方を連通させると同時に他方を遮断するスライド可能に取り付けられた平板と、該平板をスライドさせる駆動手段とからなり、そして、(11)前記エアコンプレッサー装置の駆動、前記圧縮空気噴射量調節装置の駆動手段及び前記圧縮空気噴射ノズルの駆動手段は、車内から制御される。
IPC (5件):
B60S 1/54 ,  B60S 1/56 ,  B60S 1/58 ,  B60S 1/60 ,  F01N 5/02
FI (5件):
B60S 1/54 C ,  B60S 1/56 C ,  B60S 1/58 C ,  B60S 1/60 G ,  F01N 5/02 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
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