特許
J-GLOBAL ID:201103032493173513

水素を燃料とする機器への水素供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-024819
公開番号(公開出願番号):特開2001-213604
特許番号:特許第4384773号
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アルコール、ガソリン等の原料から水素を生成する改質器(3)と、前記改質器(3)により生成された水素を第1の供給管路(4A)を通して吸蔵し、次いでその吸蔵水素を放出して水素を燃料とする機器(2)に第2の供給管路(4B)を通して供給することが可能な水素貯蔵器(HS)とを有すると共に、その水素貯蔵器(HS)が、前記第1,第2の供給管路(4A,4B)間に互いに並列に介装されて水素吸蔵材(MH)を各々内蔵した複数のタンク(43,45,47)を備えており、 その複数のタンク(43,45,47)には、各タンク(43,45,47)内の水素吸蔵材(MH)を加熱することで吸蔵水素の放出を促すためのガス式加熱装置(49)及び電気式加熱回路(50)が付設され、 前記電気式加熱回路(50)が、各タンク(43,45,47)内の水素吸蔵材(MH)を個別に加熱し得る複数のヒータ(56,57,58)と、各ヒータ(56,57,58)に通電し得る電源部(59)とを備え、 前記ガス式加熱装置(49)が、前記第1の供給管路(4A)にその途中をバイパスするように接続され、前記改質器(3)で生じた改質ガスを流通させて該改質ガスの熱で各タンク(43,45,47)内の水素吸蔵材(MH)を個別に加熱し得る複数の加熱管路(53,54,55)を備え、 前記機器(2)の運転開始をそれらタンク(43,45,47)の少なくとも1つからの放出水素で行い、また前記機器(2)の運転継続下では、少なくとも1つの前記タンク(43,45,47)が水素放出状態にあるとき、別の少なくとも1つの前記タンク(43,45,47)が水素吸蔵状態にあり、且つ少なくとも1つの前記タンク(43,45,47)が水素放出状態を終了する前に、別の少なくとも1つの前記タンク(43,45,47)が水素放出状態にあるようにした、水素を燃料とする機器への水素供給システムであって、 前記機器(2)の運転開始時には、水素吸蔵量が満状態にある少なくとも1つのタンク(43,45,47)を対応する前記ヒータ(56,57,58)で加熱して該少なくとも1つのタンク(43,45,47)を水素放出状態にすると共に、前記改質器(3)を始動させ、その後、前記改質器(3)からの改質ガスが所定温度に達するのに応じて該ヒータ(56,57,58)による加熱を停止させると共に、該少なくとも1つのタンク(43,45,47)を、前記ガス式加熱装置(49)の対応する前記加熱管路(53,54,55)により加熱するようにし、 また前記機器(2)の運転継続下では、水素放出状態にある少なくとも1つの前記タンク(43,45,47)の水素放出終了準備開始点を、次に水素放出状態となる少なくとも1つの前記タンク(43,45,47)の水素吸蔵終了時点とするようにしたことを特徴とする、水素を燃料とする機器への水素供給システム。
IPC (4件):
C01B 3/00 ( 200 6.01) ,  C01B 3/32 ( 200 6.01) ,  F17C 11/00 ( 200 6.01) ,  H01M 8/04 ( 200 6.01)
FI (5件):
C01B 3/00 A ,  C01B 3/32 A ,  F17C 11/00 C ,  H01M 8/04 J ,  H01M 8/04 X
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 燃料電池発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-190963   出願人:石田政義
  • 特開昭57-088001
  • 特開昭61-107668
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審査官引用 (4件)
  • 燃料電池発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-190963   出願人:石田政義
  • 特開昭57-088001
  • 特開昭61-107668
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