特許
J-GLOBAL ID:201103032616771437

内燃機関の燃料噴射ポンプの機械式の回転数調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-338870
公開番号(公開出願番号):特開平2-221638
特許番号:特許第3043352号
出願日: 1989年12月28日
公開日(公表日): 1990年09月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】内燃機関の燃料噴射ポンプの機械式の回転数調整器であって、(イ)不動でかつ位置を変えることのできる支承個所(19)に一端で旋回可能に案内されかつ前記支承個所(19)とは反対側の端部に吐出量調節部材(16)が係合している調整レバー(18)を有し、該調整レバー(18)が中央範囲に、前記調整レバー(18)の調整距離を決定する移動可能な中間支承部(23)を有しており、(ロ)回転数に関連して遠心重錘(4)によりかつ調整器スリーブ(6)を介して軸方向に駆動されるスリーブピン(9)を有する回転数パルス発生器の係合個所(11)に旋回可能に案内された変向レバー(12)を有し、該変向レバー(12)が前記調整レバー(18)の中間支承部と同軸でかつこれに連結されて移動可能な、前記調整距離を決める中間支承部(23)を有し、意図的に作動可能で、旋回角の制限された調節レバー(25)に対する連結個所を該変向レバー(12)が有し、前記調節レバー(25)を介して前記変向レバー(12)が旋回可能であり、(ハ)前記遠心重錘(4)の遠心力に抗して作用する、前記スリーブピン(9)に少なくとも間接的に作用する調整ばね(29)を有しており、(ニ)前記変向レバー(12)と前記調節レバー(25)との間の連結個所の伝動範囲に、燃料噴射量に影響を及ぼす制御値としての運転特性値を調整器特性フィールドへ作用させることを可能にする装置が設けられている形式のものにおいて、(ホ)前記スリーブピン(9)が2部分から構成され、第1のスリーブ部分(57)と第2のスリーブ部分(58)とを有し、第1のスリーブ部分(57)に遠心力が前記調整器スリーブ(6)を介して直接的に作用しており、第2のスリーブ部分(58)が前記第1のスリーブ部分(57)に対して同軸でかつ相対的に移動可能でかつ前記変向レバー(12)に対する前記回転数パルス発生器の係合個所(11)を有しており、(へ)前記両スリーブ部分(57,58)の間に分離作用を伴ってマイナスアングライヒばね(59)が作用しており、(ト)前記第1のスリーブ部分(57)に、該スリーブ部分(57)から半径方向の間隔をおいて、該スリーブ部分(57)と同じ軸方向の運動で移動させられる調節可能な連行ストッパ(55)が結合されており、該連行ストッパ(55)が、噴射量が増大する方向で前記変向レバー(12)と協働しており、(チ)前記変向レバー(12)にけん引ばね(43)が前記連行ストッパ(55)に向って作用しており、前記連行ストッパ(55)が前記変向レバー(12)に作用した場合に、適当に調節された負荷範囲において噴射量の増大が達成されることを特徴とする、内燃機関の燃料噴射ポンプの機械式の回転数調整器。
IPC (1件):
F02D 1/04 301
FI (1件):
F02D 1/04 301 L

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