特許
J-GLOBAL ID:201103032794439420

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎 ,  田名網 孝昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-269543
公開番号(公開出願番号):特開2011-114957
出願日: 2009年11月27日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】高効率化を図りつつ、部品点数や占有面積の増加の抑制と複数の動作モードの実現とを両立させることが可能なスイッチング電源装置を提供する。【解決手段】インバータ回路11を用いた動作モード時には、1次側巻線311A〜311Dを流れる電流により形成される環状磁路B1を構成する磁束によって、1次側巻線312A,312Cで発生する2つの起電圧同士が互いに逆方向で打ち消し合う。インバータ回路12を用いた動作モード時には、1次側巻線312A,312Cを流れる電流により形成される環状磁路B2を構成する磁束によって、1次側巻線311A〜311Dで発生する2つの起電圧同士が互いに逆方向で打ち消し合う。また、2つの動作モードのいずれにおいても、単位動作周期内において、全ての2次側巻線32A〜32D(全ての整流ダイオード41〜44)に対して起電流が流れるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力端子対から入力される入力電圧に対して電圧変換を行うことにより出力電圧を生成し、出力端子対から出力するスイッチング電源装置であって、 前記入力端子対側に配置され、各々がスイッチング素子を含んで構成された第1および第2のインバータ回路と、 前記出力端子対側に配置され、複数の整流素子を含んで構成された整流回路と、 前記インバータ回路と前記整流回路との間に配置され、前記第1のインバータ回路に接続された第1の1次側巻線と、前記第2のインバータ回路に接続された第2の1次側巻線と、前記複数の整流素子に対して個別に接続された複数の2次側巻線とを有するトランスと を備え、 前記トランスは、 互いに対向する2つの基体部と、前記2つの基体部の対向面内で互いに交差する2直線上に一対ずつ配置され、前記2つの基体部同士を連結する4つの脚部と、を有する磁芯と、 前記脚部が個別に貫通する貫通孔を有し、前記脚部を巻回すると共に前記第1の1次側巻線を構成する第1の導電部材と、 前記脚部が個別に貫通する貫通孔を有し、前記脚部を巻回すると共に前記第2の1次側巻線を構成する第2の導電部材と、 前記脚部が個別に貫通する貫通孔を有し、前記脚部を巻回すると共に前記複数の2次側巻線を構成する第3の導電部材と を有し、 前記第1および第2のインバータ回路のうちの前記第1のインバータ回路が選択的に動作する第1の動作モード時に、前記第1の1次側巻線を流れる電流により生ずる磁束によって、前記脚部および前記2つの基体部の内部に第1の磁路が形成されると共に、単位動作周期内において前記複数の2次側巻線のうちの全ての2次側巻線に対して起電流が流れ、 前記第1および第2のインバータ回路のうちの前記第2のインバータ回路が選択的に動作する第2の動作モード時に、前記第2の1次側巻線を流れる電流により生ずる磁束によって、前記脚部および前記2つの基体部の内部に第2の磁路が形成されると共に、前記単位動作周期内において前記複数の2次側巻線のうちの全ての2次側巻線に対して起電流が流れ、 前記第1の動作モード時には、前記第1の磁路を構成する磁束によって前記第2の導電部材内で発生する複数の起電圧同士が互いに打ち消し合うことにより、前記第2の1次側巻線全体としては起電圧が発生せず、かつ、 前記第2の動作モード時には、前記第2の磁路を構成する磁束によって前記第1の導電部材内で発生する複数の起電圧同士が互いに打ち消し合うことにより、前記第1の1次側巻線全体としては起電圧が発生しないように、 前記第1および第2の1次側巻線ならびに前記複数の2次側巻線が巻回されると共に前記複数の整流素子が配置されている スイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (2件):
H02M3/28 Z ,  H02M3/28 W
Fターム (14件):
5H730AA14 ,  5H730AA15 ,  5H730AS01 ,  5H730BB27 ,  5H730BB57 ,  5H730BB82 ,  5H730BB88 ,  5H730BB95 ,  5H730DD01 ,  5H730EE04 ,  5H730EE08 ,  5H730EE73 ,  5H730FG05 ,  5H730ZZ16

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