特許
J-GLOBAL ID:201103032864761073

α-オレフィン重合用触媒成分

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷹野 みふね
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-159911
公開番号(公開出願番号):特開2000-319315
特許番号:特許第4128306号
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】下記式(2)又は(3)で表される構造を有する遷移金属錯体からなるα-オレフィン重合用触媒成分。 (式(2)中、R1は水素原子、ハロゲン原子、又はハロゲン、酸素、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭化水素基を表し、隣接する2つのR1が相互に結合して環を形成してもよい。また、4個のR1は相互に同じでも異なっていてもよい。Qは、2つの共役五員環配位子を任意の位置で架橋する結合性基を表す。Mは、周期律表第4族の遷移金属原子を表す。Xは、Mと結合した水素原子、ハロゲン原子、又はハロゲン、酸素、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭化水素基を表す。nは遷移金属原子Mの価数を表し、n-2個のXは同一でも異なっていてもよい。C1は共役五員環に直接結合する炭素原子を示す。R3はハロゲン、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭素数3〜30の2価の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、且つそれが結合する共役五員環以上の2つの原子と共に六員環を形成するように選ばれる。R4はハロゲン、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭素数3〜30の2価の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、該R4と炭素原子C1は、それらが結合する共役五員環上の2つの炭素原子と共に七員環を形成する。R5及びR6は、それぞれ独立に水素原子又は水素原子でない置換基を表し、その少なくとも一つは水素原子でない置換基を表す。但し、R5及びR6が水素原子でない置換基を表す場合は炭素数1〜14の炭化水素基、又は炭素数1〜14の炭素及び水素以外の原子を含む炭化水素基であって該炭素及び水素以外の原子がハロゲン、酸素、窒素、及びケイ素からなる群から選ばれるものである。さらに、前記R1、R3、R4は、前記遷移金属錯体がいかなるQ及びXの場合でもC1対称性を有するように選ばれる。) (式(3)中、R1は水素原子、ハロゲン原子、又はハロゲン、酸素、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭化水素基を表し、隣接する2つのR1が相互に結合して環を形成してもよい。また、4個のR1は相互に同じでも異なっていてもよい。Qは、2つの共役五員環配位子を任意の位置で架橋する結合性基を表す。Mは、周期律表第4族の遷移金属原子を表す。Xは、Mと結合した水素原子、ハロゲン原子、又はハロゲン、酸素、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭化水素基を表す。nは遷移金属原子Mの価数を表し、n-2個のXは同一でも異なっていてもよい。C2は共役五員環に直接結合する炭素原子を示す。R2は、ハロゲン、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭素数3〜30の2価の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、且つそれが結合する共役五員環以上の2つの原子と共に六員環を形成するように選ばれる。R7はハロゲン、窒素、硫黄、リン、ケイ素、及びホウ素からなる群から選ばれる原子を含有していてもよい炭素数3〜30の2価の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、該R7と炭素原子C2は、それらが結合する共役五員環上の2つの炭素原子と共に七員環を形成する。R8及びR9は、それぞれ独立に水素原子又は水素原子でない置換基を表し、その少なくとも一つは水素原子でない置換基を表す。但し、R8及びR9が水素原子でない置換基を表す場合は炭素数1〜14の炭化水素基、又は炭素数1〜14の炭素及び水素以外の原子を含む炭化水素基であって該炭素及び水素以外の原子がハロゲン、酸素、窒素、及びケイ素からなる群から選ばれるものである。さらに、前記R1、R2、R7は、前記遷移金属錯体がいかなるQ及びXの場合でもC1対称性を有するように選ばれる。)
IPC (2件):
C08F 4/6592 ( 200 6.01) ,  C08F 10/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
C08F 4/659 ,  C08F 10/00 510
引用特許:
審査官引用 (1件)

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