特許
J-GLOBAL ID:201103033033145968
色校正方法および色校正プログラムを記録した記録媒体
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
,
,
,
代理人 (4件):
特許業務法人みのり特許事務所
, 武石 靖彦
, 村田 紀子
, ▲吉▼▲崎▼ 修司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-510232
特許番号:特許第3845015号
出願日: 1999年07月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 校正印刷機による校正刷りにおいて印刷機による印刷物の色再現性を向上させるための色校正法において、
(a) 印刷機および校正印刷機のそれぞれの既知のルックアップテーブルに基づいて4次元色空間の全体にわたる画像データの変換値からなる原始参照値テーブルを作成するステップと、
(b) 前記原始参照値テーブルによって得られた校正刷りが印刷物により近似するように、参照値テーブル内に保持される変換値相互の非線形特性を保持しつつ参照値テーブルの全体または一部を随時修正し、それによって色再現精度の向上した参照値テーブルを求めるステップと、を有し、
前記ステップ(b) は、
(c) 参照値テーブル中の色データを変更すべき目標参照値Pを選択し、目標参照値Pの色データ変更値を指定するステップと、
(d) 目標参照値Pの色データの変更が、目標参照値Pを中心とするどの範囲までの参照値の色データに影響を及ぼすのかを規定する影響範囲の百分率値Vを指定するステップと、
(e) 4次元色空間において、座標(Ax,Ay,Az,At)にある参照値Aと、座標(Bx,By,Bz,Bt)にある参照値Bとの間の距離ABを、
AB=max(|Ax -Bx |, |Ay -By |, |Az -Bz |,
|At -Bt |) (1)
ここで、max(a,b,c,d)は、a、b、c、dのうちの最大値である、によって定義し、
目標参照値Pと、4次元色空間の各角点にある参照値C、M、Y、Bk 、R、G、B、Wとの距離を計算し、その最大値を求めることによって、目標参照値Pから最も離れた位置にある参照値までの距離Dmax を計算するステップと、
(f) Deff =Dmax ×V (2)
によって、影響範囲Deff を求めるステップと、
(g) 目標参照値Pから参照値Iまでの距離をDi 、その色データを(Ci,Mi,Yi,Bki) とし、目標参照値Pの色データ(Cp,Mp,Yp,Bkp)の色データ変更値を(Cp', Mp', Yp', Bkp')とするとき、目標参照値P以外の参照値Iの色データ影響値を、
Cieff=(Cp'-Cp)× (Deff -Di)/Deff (3)
Mieff=(Mp'-Mp)× (Deff -Di)/Deff (4)
Yieff=(Yp'-Yp)× (Deff -Di)/Deff (5)
Bkieff =(Bkp' -Bkp) × (Deff -Di)/Deff (6)
によって決定するステップと、
(h) 色データ変更値に基づいて目標参照値Pの色データを変更し、色データ影響値に基づいて目標参照値P以外の参照値の色データを変更することによって、参照値テーブルを修正するステップと、
(i) ステップ(h) で修正した参照値テーブルによって得られた校正刷りを印刷物と比較し、校正刷りが印刷物に実質上一致するときは、ステップ(h) で求めた参照値テーブルを修正の完了した参照値テーブルとみなして処理を終了するが、一致しないときは、ステップ(c) 以降のステップを再び繰り返すステップと、からなっていることを特徴とする色校正法。
IPC (3件):
H04N 1/40 ( 200 6.01)
, G06T 1/00 ( 200 6.01)
, H04N 1/46 ( 200 6.01)
FI (3件):
H04N 1/40
, G06T 1/00
, H04N 1/46
引用特許:
前のページに戻る