特許
J-GLOBAL ID:201103033214468084

サイレントチェーンの歯付きプレートの非円形継手開口部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎 ,  田巻 文孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-238737
公開番号(公開出願番号):特開2011-089640
出願日: 2010年10月25日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】丸ピン継手式歯付きチェーンの摩耗挙動及び強度特性を改善する。【解決手段】交互に位置する外側及び内側チェーンリンクを有する丸ピン継手式歯付きチェーンの内側歯付きプレート(7)及び歯付き延長プレートは、第1、第2及び第3の曲率を備えた非円形継手開口部(8)を有し、第1の曲率半径(r1)の第1曲率は、長手方向軸線(L)と継手開口部の輪郭の交点の領域に配置され、第2の曲率半径(r2)の第2曲率は、長手方向軸線(L)に垂直に延びると共に丸ピンの軸線と交差する直線(G)の前に配置され、第3の曲率半径(r3)の第3曲率は、長手方向軸線(L)に垂直に延びると共に丸ピンの軸線と交差する直線の前に配置され、第1曲率半径は、断面が円形の丸ピンの半径よりも大きく、第2曲率半径及び第3曲率半径は、第1曲率半径よりも大きい。【選択図】図5
請求項(抜粋):
交互に位置する外側チェーンリンク及び内側チェーンリンクを有する丸ピン継手式歯付きチェーンであって、前記チェーンリンクは、断面が円形の丸ピンを含むチェーン継手によって互いに回動可能に連結され、前記外側チェーンリンクは、2枚の互いに平行な且つ間隔を置いた外側プレートと前記外側プレート相互間に設けられた少なくとも1枚の心出し歯付き延長プレートとを有し、前記内側チェーンリンクは、少なくとも2枚の内側歯付きプレートを有し、前記少なくとも2枚の内側歯付きプレート及び前記少なくとも1枚の歯付き延長プレートは各々、2つの継手開口部を有し、前記2つの継手開口部は、それぞれ前記内側歯付きプレート及び前記歯付き延長プレートの長手方向軸線上に互いに間隔を置いた関係をなして配置されると共にそれぞれ前記内側歯付きプレート及び前記歯付き延長プレートの端面と関連しており、各丸ピンは、前記継手開口部の各々をそれぞれ貫通しており、丸ピン継手式歯付きチェーンにおいて、前記少なくとも2枚の内側歯付きプレート及び/又は前記少なくとも1枚の歯付き延長プレートは、非円形継手開口部を備えた歯付きプレートとして構成され、前記歯付きプレートの各継手開口部は、前記歯付きプレートのそれぞれの端面に向いた前記継手開口部の側に、少なくとも第1の曲率、第2の曲率、及び第3の曲率を有し、第1の曲率半径を備えた前記第1の曲率は、前記長手方向軸線と前記継手開口部の輪郭の交点の領域に配置され、第2の曲率半径を備えた前記第2の曲率は、前記長手方向軸線の上方に且つ前記歯付きプレートの前記長手方向軸線に垂直に延びると共に前記丸ピンの軸線と交差する直線の前に配置され、第3の曲率半径を備えた前記第3の曲率は、前記長手方向軸線の下方に且つ前記歯付きプレートの前記長手方向軸線に垂直に延びると共に前記丸ピンの軸線と交差する前記直線の前に配置され、前記第1の曲率半径は、断面が円形の前記丸ピンのピン半径よりも大きく、前記第2の曲率半径及び前記第3の曲率半径は、前記第1の曲率半径よりも大きい、丸ピン継手式歯付きチェーン。
IPC (2件):
F16G 13/04 ,  F16G 13/06
FI (2件):
F16G13/04 ,  F16G13/06 B

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