特許
J-GLOBAL ID:201103033438919812

燃料電池システム、および、燃料電池システムの起動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-243944
公開番号(公開出願番号):特開2011-090912
出願日: 2009年10月23日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】燃料電池システムにおいて、低温起動時の燃料電池の局所的な劣化を抑制し、燃料電池の長寿命化を図る。【解決手段】燃料電池システム100において、制御ユニット50は、燃料電池10の温度が0(°C)以下である低温起動時に、一定量の水素をアノード14に供給しつつ、カソード16への空気の供給量を、燃料電池10の濃度過電圧が通常起動処理時よりも高くなる値に制限する。さらに、制御ユニット50は、カソードオフガス環流配管36に設けられた環流ポンプ37、および、シャットバルブ38を制御して、酸素濃度が比較的高い空気と、酸素濃度が比較的低い空気とを、燃料電池10のカソード16にパルス的に交互に供給することによって、燃料電池10のカソード16の表面における酸素の濃度分布を経時的に変化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料電池システムであって、 燃料電池と、 前記燃料電池のアノードに燃料ガスを供給する燃料ガス供給部と、 前記燃料電池のカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給部と、 制御部と、を備え、 前記制御部は、前記燃料電池の温度が所定温度以下である場合の起動時に、 前記アノードへの前記燃料ガスの供給量に対する前記カソードへの前記酸化剤ガスの供給量の割合を、前記燃料電池の温度が前記所定温度よりも高い場合の起動時よりも、前記燃料電池の濃度過電圧が大きくなるように制限するとともに、前記カソードへの前記酸化剤ガスの単位時間当たりの供給量が繰り返し増減するように、前記酸化剤ガス供給部の制御を行う低温起動制御を実行する、 燃料電池システム。
IPC (1件):
H01M 8/04
FI (3件):
H01M8/04 X ,  H01M8/04 T ,  H01M8/04 J
Fターム (6件):
5H027AA02 ,  5H027BC19 ,  5H027KK22 ,  5H027KK25 ,  5H027KK46 ,  5H027MM04

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