特許
J-GLOBAL ID:201103033728175230
クローナルシークエンシングによる高分解能かつ高効率のHLA遺伝子型決定法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 渡辺 陽一
, 中村 和広
, 中島 勝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-529289
公開番号(公開出願番号):特表2011-500041
出願日: 2008年10月16日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
本発明は、クローナルシークエンシングを使用する一回のシークエンシング操作で、複数の個体の、完全な、複数の部位のHLA遺伝子型決定(genotyping)を実行するための、方法及び試薬を提供する。
請求項(抜粋):
複数の個体のHLA遺伝子HLA-A、HLA-B、HLA-C、DRBl、DQAl、DQBl、DPAl、及びDPBlのHLA遺伝子型を並行して決定する方法であり:
(a)各個体において、多形性部位を含む前記HLA-A、HLA-B、HLA-C、DRBl、DQAl、DQBl、DPAl、及びDPBlのエキソンを増幅することにより、各個体のHLA-A、HLA-B、HLA-C、DRBl、DQAl、DQBl、DPAl、及びDPBl単位複製配列を取得し、ここで、各増幅反応は、HLA遺伝子エキソンを増幅するための順プライマー及び逆プライマーを用いて実行され、ここで:
(i)該順プライマーは、5’から3’’にかけて以下の配列:アダプター配列、分子同定配列、及びHLA-ハイブリダイゼーション配列を含み;そして
(ii)該逆プライマーは、5’から3’にかけて以下の配列:アダプター配列、分子同定配列、及びHLA-ハイブリダイゼーション配列を含み;
(b)複数の個体由来のHLA単位複製配列をプールし、そしてエマルジョンPCRを実行し;
(c)パイロシークエンシングを用いて、各個体のHLA-A、HLA-B、HLA-C、DRBl、DQAl、DQBl、DPAl、及びDPBl単位複製配列を並行して決定し;続いて
(d)該HLA単位複製配列と既知のHLA配列を比較して、各個体に対してHLA対立遺伝子を割り当てることにより該個体中にいずれのHLA対立遺伝子が存在しているかを決定;
工程を含む、前記方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA04
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS32
, 4B063QS34
, 4B063QX01
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
Tissue Antigens, (1995), 46, [5], p.355-367
-
PLos One, (2007), 2, [2], p.e197
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