特許
J-GLOBAL ID:201103033958763254

光学レンズの歪曲収差の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-182382
公開番号(公開出願番号):特開2011-033570
出願日: 2009年08月05日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】光学レンズの歪曲収差の評価作業を容易にできる評価方法を提供する。また、歪曲収差を評価するための基準矩形を最適な仕様で表示できる評価方法を提供する。【解決手段】液晶表示パネル20の画面22が光学レンズ16の光軸28に対して垂直になるように、かつ、その画面22の位置が光学レンズ16から所定の距離になるように、液晶表示パネル20を配置する。この液晶表示パネル20の画面22に基準矩形26を表示して、この基準矩形26を、光学レンズ16とCCDカメラ18からなる撮像系14を用いて撮影して、歪曲矩形32を取得する。この歪曲矩形32がCCDカメラ18の視野24から外れないように基準矩形26の仕様を調整する。歪曲矩形26のデジタル座標を用いて、歪曲矩形26の基準長さHと歪曲長さHdを求めて、これらに基づいて光学レンズのTVディストーションを自動的に算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光学レンズとデジタル撮像装置からなる撮像系を準備する段階と、 フラットパネルディスプレイの画面が前記光学レンズの光軸に対して垂直になるように、かつ、前記画面の位置が前記光学レンズから所定の距離になるように、前記フラットパネルディスプレイを配置する段階と、 前記フラットパネルディスプレイの画面に矩形(以下「基準矩形」という。)を表示する段階と、 前記撮像系を用いて前記基準矩形を撮影して、前記光学レンズの歪曲収差によって歪みが生じた前記基準矩形のデジタル画像(以下「歪曲矩形」という。)を取得する段階と、 前記歪曲矩形が前記デジタル撮像装置の視野から外れないように、前記フラットパネルディスプレイの画面において前記基準矩形の仕様を調整する調整段階と、 前記歪曲矩形のデジタル座標を用いて、前記歪曲矩形の中心点と前記歪曲矩形のひとつの辺の中点とを結ぶ線分(以下「基準線分」という。)の長さ(以下「基準長さ」という。)、及び、前記歪曲矩形の中心点と前記歪曲矩形のひとつの頂点とを結ぶ線分を前記基準線分に投影した射影の長さ(以下「歪曲長さ」という。)を求めて、これらの歪曲長さと基準長さとに基づいて光学レンズのTVディストーションを算出する算出段階、 とを有することを特徴とする光学レンズの歪曲収差の評価方法。
IPC (1件):
G01M 11/02
FI (1件):
G01M11/02 B
Fターム (1件):
2G086HH06

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