特許
J-GLOBAL ID:201103033984066030

地中蓄熱式暖冷房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 林 恒徳 ,  土井 健二 ,  松枝 浩一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-047179
公開番号(公開出願番号):特開2011-212010
出願日: 2011年03月04日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】低コストでハウス内の根域付近の土壌温度を管理することができる地中蓄熱式暖冷房装置を提供する。【解決手段】ハウス内の地中の根域付近とそれより深い位置にパイプを敷設し、ヒートポンプ装置により、ハウス内の熱を両パイプに送り込める構成とする。動作モード1により、根域付近とそれより深い蓄熱層の両方に熱が供給され、所定の上限温度に達した場合、動作モード2に切り替え、蓄熱層のみに熱を蓄熱する。根域付近の温度の過上昇を防ぎ、植物の生育適温を維持できるとともに、十分熱を蓄えることができる。そして、ハウス内の温度が所定の下限温度を下回った場合は、動作モード3により、ヒートポンプ装置50を動作モード1又は2のサイクルと逆サイクル運転させ、蓄熱層に蓄えた熱を利用して、ハウス内に空気を加温する。さらに、根域付近の温度が低下した場合は、動作モード4により、蓄熱層に蓄えた熱により根域付近を加温する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
地中で水平方向に延びる根域加温用パイプと、 前記根域加温用パイプより深い地中で水平方向に延びる蓄熱用パイプと、 地上の第一の開口部から延びて途中の分岐位置で分岐し前記根域加温用パイプと前記蓄熱用パイプそれぞれの吸入側端部と連通する第一のパイプと、 地上の第二の開口部から延びて途中の分岐位置で分岐し前記根域加温用パイプと前記蓄熱用パイプそれぞれの排出側と連通する第二のパイプと、 前記第一のパイプの前記第一の開口部から空気を前記根域加温用パイプに送り、前記第二のパイプの前記第二の開口部から排出させる第一のファンと、 前記第一のパイプの前記第一の開口部から空気を前記蓄熱用パイプに送り、前記第二のパイプの前記第二の開口部から排出させる第二のファンと、 地上の温度を検出する第一の温度センサと、 前記根域加温用パイプ付近の地中温度を検出する第二の温度センサと、 前記第一の温度センサ及び前記第二の温度センサの検出温度に基づいて、前記第一のファン及び前記第二のファンの回転制御を行う制御部とを備えることを特徴とする地中蓄熱式暖冷房装置。
IPC (3件):
A01G 9/20 ,  A01G 9/24 ,  F24D 5/12
FI (3件):
A01G9/20 A ,  A01G9/24 T ,  F24D5/12
Fターム (14件):
2B029KA06 ,  2B029SA02 ,  2B029SA05 ,  3L071AA02 ,  3L071AC06 ,  3L071AF01 ,  3L071AG02 ,  3L071BC02 ,  3L071CC05 ,  3L071CD02 ,  3L071CE03 ,  3L071CF07 ,  3L071CF14 ,  3L071CH01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-058423
  • 特開昭56-169529
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-058423
  • 特開昭56-169529

前のページに戻る