特許
J-GLOBAL ID:201103034080925218

自励式スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早崎 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-237064
公開番号(公開出願番号):特開2011-087370
出願日: 2009年10月14日
公開日(公表日): 2011年04月28日
要約:
【課題】一次巻線電流の上昇に素早く応答し、定電圧制御が容易で、しかも無負荷や軽負荷接続時に間欠発振動作を行い電力損失を抑える自励式スイッチング電源回路を提供する。【解決手段】一次巻線電流が流れるシャント抵抗とドライバー素子の制御端子間に、放電抵抗と並列にシャント抵抗から制御端子方向を順方向とするスイッチングダイオードを接続し、発振用電界効果トランジスタのオン動作期間中は、一次巻線電流の上昇でドライバー素子が発振用電界効果トランジスタを速やかにオフ制御するとともに、無負荷や軽負荷接続時には、高抵抗値の放電抵抗を用いて、ドライバー素子の制御端子に接続する制御用コンデンサからの放電速度を遅らせ、オフ動作期間を引き延ばす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一次巻線と二次出力巻線と少なくとも1以上の帰還巻線を有するトランスと、 直流電源に、一次巻線と直列に接続され、ゲート電圧がスレッショルド電圧VTH以上である間、オン動作する発振用電界効果トランジスタと、 直流電源の高圧側端子と発振用電界効果トランジスタのゲート間に接続された起動用抵抗と、 帰還巻線と発振用電界効果トランジスタのゲート間に、直列に接続された帰還コンデンサ及び帰還抵抗からなるオン駆動回路と、 発振用電界効果トランジスタのゲートと直流電源の低圧側端子間に接続され、制御端子電圧が動作電圧以上である間、ゲートと低圧側端子間が導通し、発振用電界効果トランジスタをオフ動作させるドライバー素子と、 発振用電界効果トランジスタと低圧側端子間に接続されるシャント抵抗と、 発振用電界効果トランジスタとシャント抵抗の接続点とドライバー素子の制御端子間に接続される放電抵抗と、 ドライバー素子の制御端子と低圧側端子間に接続され、オン動作期間中に一次巻線の励磁電流が流れるシャント抵抗の電圧で充電され、制御端子電圧を動作電圧以上に引き上げ、オフ動作期間中に放電抵抗とシャント抵抗を介して放電され、制御端子電圧を動作電圧未満に低下させる制御用コンデンサと、 トランスの二次出力巻線に発生するフライバック電圧を整流平滑化した出力電圧と所定の設定電圧とを比較し、出力電圧が設定電圧を超える出力電圧と設定電圧の差電圧に応じて、フライバック電圧が発生するトランスのいずれかの巻線若しくはフライバック電圧で充電される駆動用コンデンサから制御用コンデンサを充電する充電電流を流す定電圧制御回路とを備え、 発振用電界効果トランジスタがターンオンした後、出力電圧が設定電圧を越えている間は、一次巻線の励磁電流が流れるシャント抵抗の電圧が加わる制御端子に、駆動用コンデンサの充電電圧を加えて、ドライバー素子が発振用電界効果トランジスタをターンオフさせるまでのオン動作期間を短縮制御し、 発振用電界効果トランジスタがターンオフした後、出力電圧が設定電圧を越えている間は、フライバック電圧が発生するトランスのいずれかの巻線若しくは駆動用コンデンサから制御用コンデンサを充電して制御端子電圧を動作電圧以上に維持し、発振用電界効果トランジスタのターンオンを阻止することによりオフ動作期間を延長制御する自励式スイッチング電源回路であって、 発振用電界効果トランジスタとシャント抵抗の接続点とドライバー素子の制御端子間に、放電抵抗と並列に前記接続点から制御端子方向を順方向とするスイッチングダイオードを接続したことを特徴とする自励式スイッチング電源回路。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (1件):
H02M3/28 L
Fターム (15件):
5H730AA14 ,  5H730AS01 ,  5H730BB43 ,  5H730BB52 ,  5H730DD04 ,  5H730DD23 ,  5H730EE02 ,  5H730EE07 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FF01 ,  5H730FF19 ,  5H730FG07 ,  5H730VV03 ,  5H730VV06

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