特許
J-GLOBAL ID:201103034112251508

オルガノシロキサンアミン-共重縮合体の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-285068
公開番号(公開出願番号):特開平2-187428
出願日: 1989年11月02日
公開日(公表日): 1990年07月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】式(I):の単位及び式(II):の単位[式中R1〜R5は同じ又は異なっていて、一般式(III):の基を表わし、この際、R6は窒素原子もしくは2結合性の基Xに直接結合していて、1〜10個のC-原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキレン基、5〜8個のC-原子を有するシクロアルキレン基又は一般式:の単位を表わし、この際、nは1〜6の数であり、かつ窒素原子位もしくはX-位のメチレン基の数を示し、かつmは0〜6の数であり、この際、珪素原子に結合した酸素原子の遊離の原子価標は、珪酸骨格におけるように他の式(III)の基に珪素原子によって及び/又は1個又は数個の網状化架橋基:もしくは中の金属原子を介して飽和されていて、この際、Mは珪素-,チタン-又はジルコニウム原子を表わし、かつR′は1〜5個のC-原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はフェニル基であり、かつ一般式(III)の基からの珪素原子対架橋員中の金属原子の割合は1:0〜1:10であり、式(II)中のXは、N-H、N-CH3、N-C2H5、-S-、-S2-、-S3-、-S4-、を表わし、この際、R′′はHと同じ又は1〜5個のC-原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表わす]よりなるオルガノシロキサンアミン-共重縮合体を製造するために、一般式(V):のt-アミノオルガノシランを、有機官能性シラン(VI):[この際R7〜R11は同じ又は異なっていて、一般式(VII):-R6-Si(OR12)3 (VII)の基を表わし、この際、R6は式(III)の場合と同じものを表わし、R12は1〜5個のC-原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表わし、かつXは式(II)の場合と同じものを表わす]と共に、製造すべき共重縮合体の所望の化学量論的な組成に相応して、場合により1種又は数種の一般式(VIII):M(OR)2-4R′0-2もしくはM(OR)2-3R′0-1(VIII)[式中Mは珪素-,チタン-、ジルコン-又はアルミニウム原子を表わし、R′は1〜5個のC-原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はフェニル基であり、かつRは1〜5個のC-原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表わし、かつ一般式(VII)の基からの珪素原子対架橋員中の金属原子の割合は、1:0〜1:10である]の網状化剤の添加後に十分に水と混合可能であるが、式(V)のアミノオルガノシラン及び式(VI)の有機官能性シラン並びに網状化剤を溶解する溶剤中に溶かし、この溶液に攪拌下に完全な加水分解及び縮合に少なくとも十分な量の水を添加し、次いで反応混合物を更に攪拌下に室温〜200°Cまでの範囲の一定の温度でゲル化させ、生じた固体を、場合により、更に溶剤又は水の添加後に、更に室温〜200°Cで48時間まで標準圧又はそのつどの温度における部分圧の和に相当する圧力で攪拌し、次いで生じた共重縮合体を常法により液相から分離し、場合により洗浄し、室温〜250°Cで場合により保護気体雰囲気下又は真空中で乾燥させ、場合により、引続き1〜100時間、150〜300°Cの温度で保護気体雰囲気下又は真空中で熱処理し、場合により粉砕し、かつ/又は分級することを特徴とする、オルガノシロキサンアミン-共重縮合体の製法。
IPC (1件):
C08G 77/48

前のページに戻る