特許
J-GLOBAL ID:201103034355011866

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-314951
公開番号(公開出願番号):特開2002-161880
特許番号:特許第3593083号
出願日: 2001年10月12日
公開日(公表日): 2002年06月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】電動機及びスクロール圧縮機構を密閉容器内に納めるとともに、密閉容器内を、吐出口に連通して密閉容器内圧力を吐出圧力に維持する一方、旋回スクロール部材の反ラップ側に背圧室を備えたスクロール圧縮機において、前記固定スクロール部材に固定されたフレームと前記旋回スクロール部材との間にシール部材を設け、このシール部材により、中心部にあってほぼ吐出圧力に等しい圧力を有し、かつ密閉容器内底部に溜められている潤滑油が上部へ導かれる給油路を開口させた第1の空間と、外周部にあって吸入圧力と吐出圧力との間の圧力に維持される第2の空間とに分割し、前記シール部材は前記フレームに保持される構成とし、シール部材の上端面と旋回スクロール部材の反ラップ側面との間をシールすると共に、シール部材の外周面とこれを保持するためにフレームに設けたリング状溝との間でもシールする構成とし、かつ前記第1の空間内の潤滑油を前記密閉容器内の圧縮ガスと混合させることなく密閉容器内底部へ戻すための排油路及び排油パイプを設け、前記排油路は、前記旋回軸受と主軸受との間の前記第1の空間に開口し、この第1の空間に流入した潤滑油を水平方向に流出させるように前記フレーム内に形成されると共に、前記排油パイプは、その一端が前記排油路に連結され、前記フレームの下面から下方に延長させてその下端が電動機下端部より下方の密閉容器底部の油溜り内で開口するように構成され、前記第1の空間に潤滑油を導く圧力ヘッドを、潤滑油を確実にクランク軸上端まで押し上げる為に必要最小ヘッドよりも高めに設定し、前記第1の空間に流入した潤滑油を排油路から密閉容器底部の油溜り内に確実に排油できるようにしたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 ,  F04C 29/02
FI (3件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 18/02 311 J ,  F04C 29/02 361 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-092502
  • 特開昭56-165788
  • 特開平2-009973
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審査官引用 (8件)
  • 特開平3-092502
  • 特開平3-092502
  • 特開昭56-165788
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