特許
J-GLOBAL ID:201103034512222469
無線通信方法、及び無線通信装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
志賀 正武
, 村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-054634
公開番号(公開出願番号):特開2011-188446
出願日: 2010年03月11日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
【課題】伝送路の状態を示すチャネル行列が正確に得られない場合においても、マルチユーザMIMO送信により通信速度を向上させることができる無線通信方法を提供する。【解決手段】無線通信方法は、複数の無線端末装置と、複数のアンテナ素子との伝送路の状態を示すチャネル情報を推定するステップと、複数の無線端末装置から受信した既知信号により、推定されたチャネル情報の推定誤差を算出するステップと、算出された推定誤差に基づいて、複数の無線端末装置ごとに、空間的に多重してデータを送信する場合における、他の無線端末装置に割り当てる送信電力の上限値を示す許容送信電力条件を算出する送信電力条件決定ステップと、算出された許容送信電力条件に基づいて、複数の無線端末装置からデータの送信対象となる無線端末装置を選択するステップと、選択された無線端末装置に対してデータを空間多重して送信するステップとを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子を備え、複数の無線端末装置に対し、同一周波数チャネル及び同一時間に空間多重してデータを送信する無線通信装置における無線通信方法であって、
前記複数の無線端末装置と、前記複数のアンテナ素子との伝送路の状態を示すチャネル情報を推定するチャネル情報取得ステップと、
推定された前記チャネル情報の推定誤差を、信号対雑音電力比、伝搬環境の時間変動、チャネル推定から送信までに要する時間、チャネル情報のフィードバックに用いたビット数、の少なくとも一つから算出するチャネル情報誤差・条件判定ステップと、
算出された前記推定誤差に基づいて、前記複数の無線端末装置ごとに、該無線端末装置と共に空間多重されたデータを送信する他の無線端末装置に対して割り当てる送信電力の上限値を示す許容送信電力条件を算出する送信電力条件決定ステップと、
前記複数の無線端末装置から算出された前記許容送信電力条件を満たす無線端末装置の組み合わせを選択し、選択した無線端末装置それぞれに対して送信電力配分、符号化率、変調方式を決定する通信方法決定ステップと、
選択された無線端末装置のチャネル情報から、送信ウエイトを演算する送信ウエイト決定ステップと、
選択された無線端末装置それぞれに対して、決定された送信電力、符号化率、変調方式、及び送信ウエイトによりデータを空間多重して送信する送信ステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。
IPC (4件):
H04W 16/28
, H04W 52/18
, H04W 52/10
, H04J 99/00
FI (4件):
H04Q7/00 234
, H04Q7/00 437
, H04Q7/00 433
, H04J15/00
Fターム (10件):
5K022FF00
, 5K067AA03
, 5K067AA23
, 5K067BB21
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067GG01
, 5K067GG08
, 5K067HH21
, 5K067KK03
引用特許:
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