特許
J-GLOBAL ID:201103035517726461

粘性流体継手装置の組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-125430
公開番号(公開出願番号):特開平2-304225
特許番号:特許第2778110号
出願日: 1989年05月18日
公開日(公表日): 1990年12月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】入力軸に回転可能に支承される中空のケースと、該ケース内に固設されて前記ケース内に粘性流体を貯える貯蔵室と作動室とを区画形成する仕切板と、前記作動室内に配設され前記入力軸と一体に回転されるロータと、前記仕切板に軸対称に形成され、前記貯蔵室と前記作動室とを連通すると共に前記仕切板の中心に対する周方向の開口角度θ3を夫々有する2つの戻し孔と、前記ケースに回転可能に設けられ、前記戻し孔を開閉可能な矩形のバルブと、前記ケースの外側にてその一端を前記ケースに固定されその他端を前記バルブに係止され、外気温度に応じて伸縮して前記バルブを回転させるバイメタルとを備え、外気温度に応じて前記バイメタルにより前記バルブが前記戻し孔を開閉制御し、前記戻し孔を介して前記貯蔵室から前記作動室へ還流する粘性流体の量を制御することにより、前記ケースに固定される冷却ファンの回転数を制御する粘性流体継手装置の前記バイメタルと、前記バルブと、前記仕切板とを前記ケースに組付ける方法に於いて、前記バイメタルと前記バルブを前記ケースに組付けた状態で設定温度に保持すると共に、前記仕切板を設定温度に保持し、予め決められたロボット座標系のX軸Y軸を基準にして、前記各戻し孔の重心を結ぶ線の前記X軸に対する角度θ1を画像装置を用いて測定すると共に、前記バルブの長手方向の両端の所定の領域部分の各重心を結ぶ線の前記X軸に対する角度θ2を前記画像装置を用いて測定し、補正角度θ=θ2-θ1+θ3だけ前記X軸に対して前記仕切板をロボットハンドにより回転させて前記ケースに固定させたことを特徴とする粘性流体継手装置の組付方法。
IPC (2件):
F16D 35/00 ,  F16D 35/02
FI (2件):
F16D 35/00 631 C ,  F16D 35/00 611 R
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭39-013262
  • 特開昭57-029826
  • 特開昭59-093538

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