特許
J-GLOBAL ID:201103035621020430

系統安定化装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-184133
公開番号(公開出願番号):特開2011-041354
出願日: 2009年08月07日
公開日(公表日): 2011年02月24日
要約:
【課題】遠隔地の大容量電源から電力を送電する電力系統では、定常時に変電所母線電圧を維持するため電力用コンデンサが大量に投入されている。ここで、系統故障時に、電源制限制御を実施すると発電機動揺と送電線潮流の大幅変動による発電機内部位相角変動のため、変電所の母線電圧が過昇となり、位相角安定度問題と電圧問題が同時に発生する。【解決手段】電力系統の電気回路モデルとオンラインデータを用い、想定した事故時に発電所での電源制御量と、調相設備を投入/遮断する変電所での調相制御量を事前に演算し得られたデータを格納するデータベースを備えた系統安定化装置において、事前演算により系統事故時の発電機の位相角変動の減少勾配と変電所母線電圧回復確認手段を備え、系統の故障情報を受信したとき、データベースから読み出した当該故障に対応した変電所調相制御量とその実行タイミングに関するデータに基いて調相制御を実行する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
系統情報を平常時に計測する手段と、 電力系統の電気回路モデルとオンラインデータを用い、想定した事故時に発電所で余剰発電機を切り離す発電所電源制御量と、変電所で調相設備を投入/遮断する変電所調相制御量とその実行タイミングを事前に演算する演算手段と、 前記演算により得られたデータを格納するデータベースを備えた系統安定化装置において、 系統の故障情報を受信したとき、前記データベースから読み出した当該故障に対応した変電所調相制御量とその実行タイミングに関するデータに基いて調相制御を実行する調相制御手段を備えたことを特徴とする電力系統安定化装置。
IPC (3件):
H02J 3/24 ,  H02J 3/00 ,  H02J 3/16
FI (3件):
H02J3/24 Z ,  H02J3/00 G ,  H02J3/16
Fターム (6件):
5G066AA03 ,  5G066AD01 ,  5G066AE03 ,  5G066AE09 ,  5G066DA04 ,  5G066GB01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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