特許
J-GLOBAL ID:201103035899504870

締結金物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-085426
公開番号(公開出願番号):特開2011-214354
出願日: 2010年04月01日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】 梁などの部材に過大な荷重が作用した際、部材の破壊をできるだけ遅くすることができ、安全性や安定性に優れた締結金物を提供すること。【解決手段】 柱などの支持部材51と梁などの結合部材61を丁字状に接合する締結金物について、支持部材51の側面に固定される前面部11と、結合部材61のスリット62に差し込まれてドリフトピン47等で固定される後縁部31と、を空間的に分離して、前面部11と後縁部31を複数の枝状部23、25、27だけで一体化する。これによって、支持部材51と結合部材61との間に過大な荷重が作用した際、断面積が限られた枝状部23、25、27は、必然的に応力が高くなり塑性変形を引き起こす。この塑性変形でエネルギーを吸収することで、部材に作用する負荷が緩和され、締結部の破壊をできるだけ遅くすることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
支持部材(51)の側面に結合部材(61)の端面を丁字状に締結するための締結金物であって、 支持部材(51)の側面に接触し且つボルト(41)や釘(45)等で支持部材(51)に固定される前面部(11)と、結合部材(61)の端部に加工されたスリット(62)に差し込まれ且つドリフトピン(47)等の棒材で結合部材(61)に固定される後縁部(31)と、を有し、 前記前面部(11)には、ボルト(41)や釘(45)等を挿通するための前孔(19)を設け、前記後縁部(31)には、ドリフトピン(47)等を挿通するためのピン孔(36)またはドリフトピン(47)等を受け止めるピン溝(34)を設け、 前記前面部(11)と前記後縁部(31)は、複数の枝状部(23、25、27)を介して一体化していることを特徴とする締結金物。
IPC (2件):
E04B 1/58 ,  E04B 1/26
FI (2件):
E04B1/58 508L ,  E04B1/26 G
Fターム (23件):
2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AB12 ,  2E125AC23 ,  2E125AG03 ,  2E125AG04 ,  2E125AG12 ,  2E125AG23 ,  2E125AG41 ,  2E125BB13 ,  2E125BB22 ,  2E125BB28 ,  2E125BB30 ,  2E125BB36 ,  2E125BC02 ,  2E125BC03 ,  2E125BD01 ,  2E125BE08 ,  2E125BF01 ,  2E125CA05 ,  2E125CA78 ,  2E125EA17 ,  2E125EA25
引用特許:
審査官引用 (2件)

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