特許
J-GLOBAL ID:201103036045555770

燃料噴射ポンプの噴射時期制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035950
公開番号(公開出願番号):特開2000-234529
特許番号:特許第4138134号
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】ポンプ本体内にプランジャバレルを固設して、該プランジャバレル内部には往復動自在に燃料圧送用のプランジャを配設し、該プランジャバレルにはプランジャ軸方向に対して直角に、燃料ギャラリに連通するメインポートと、ドレイン回路に連通するサブポートとを穿設し、該サブポートに対面する該プランジャの頂部には、段形状のリーク溝を形成し、圧送部からリーク溝を介してサブポートに至り、圧送初期に燃料をリークさせるようにした燃料噴射ポンプにおいて、該リーク量である漏れ度合を制御する手段を、該燃料噴射ポンプの外部より調節可能に付設し、該制御手段は、前記サブポート自体を直接に閉鎖するシート部材(215b)と、該シート部材(215b)を閉鎖方向に付勢する付勢部材(215c)と、ならびに該シート部材(215b)のリフト量を規制する調節軸(215a)により構成し、前記調節軸(215a)は、電磁弁の電磁ソレノイド部(221)により電気的に位置制御を可能とし、回転数または噴射量に応じて、燃料噴射初期の燃料のリーク量を制御すべく構成し、前記プランジャの頂部のリーク溝の段形状は、該プランジャを閉じるプランジャ軸方向相対位置長さが、噴射量の増減、すなわち、プランジャの回動により変化するよう、傾斜を具備した構成とし、該燃料噴射初期のリーク量の制御を、電子ガバナによりエンジンの回転数に応じてプランジャを回動し、リーク溝の位置が変化することによるリーク量の制御と、前記シート部材(215b)の付勢力を電磁ソレノイド部(221)により制御して行なう制御とにより行ない、該電磁ソレノイド部(221)の調節軸(215a)の位置制御は、電子ガバナのコントローラに記憶したエンジンの回転数又は噴射量に対するリーク量の最適条件の関係を示すマップに基づき制御することを特徴とする燃料噴射ポンプの噴射時期制御構造。
IPC (8件):
F02D 1/18 ( 200 6.01) ,  F02D 1/02 ( 200 6.01) ,  F02D 41/06 ( 200 6.01) ,  F02M 45/00 ( 200 6.01) ,  F02M 59/20 ( 200 6.01) ,  F02M 59/26 ( 200 6.01) ,  F02M 59/34 ( 200 6.01) ,  F02M 59/36 ( 200 6.01)
FI (11件):
F02D 1/18 H ,  F02D 1/02 301 J ,  F02D 1/02 301 B ,  F02D 41/06 385 S ,  F02M 45/00 E ,  F02M 59/20 J ,  F02M 59/26 310 S ,  F02M 59/26 310 M ,  F02M 59/26 320 Z ,  F02M 59/34 ,  F02M 59/36
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 燃料噴射ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-254159   出願人:ヤンマーディーゼル株式会社

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