特許
J-GLOBAL ID:201103036121184336

建材を疎水化および疎油化処理するためのフッ素化コポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-543564
特許番号:特許第4071107号
出願日: 2001年11月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 モノマー混合物を重合させることによって得ることができるカチオン性アクリル系フルオロコポリマーであって: (a)50〜92重量%までの、1つまたは複数の次のー般式のポリフッ素化モノマー: Rf-B-O-C(O)-C(R)=CH-R (I) 式中: -Rfは、2〜20個までの炭素原子を含む直鎖状または分岐状鎖を有するペルフルオロ化ラジカルを表し、 -Bは、炭素原子によりOに結合し、1つまたは複数の酸素、硫黄および/または窒素原子を含んでいてもよい、2価の結合鎖を表し、 -記号Rの1つが水素原子を表し、もう一方が水素原子または1〜4個までの炭素原子を含むアルキルラジカルを表し; (b)1〜25重量%までの、1つまたは複数の次の一般式のモノマー: 式中: -B’は、1〜4個までの炭素原子を含む直鎖状または分岐状のアルキレンラジカルを表し、 -R’は、水素原子または、1〜4個までの炭素原子を含むアルキルラジカルを表し、 -記号R1およびR2(これらは同一であるか、もしくは異なっている)は、それぞれが、水素原子、1〜18個までの炭素原子を含む直鎖状または分岐状アルキルラジカルまたは、ヒドロキシルエチルもしくはベンジルラジカルであるか、あるいは、R1とR2に結合する窒素原子とともに、モルホリノ、ピペリジノまたはピロリジン-1-イルラジカルを形成しており; (c)2〜10重量%までの、次の一般式のビニル誘導体: R”-CH=CH2 (III) 式中、R”は、1〜18個までの炭素原子を含むアルキルカルボキシレートまたはアルキルエーテル基であり; (d)0.5〜20重量%までの、次の一般式のモノマー: 式中: -R’は、先に定義したものであり、 -B”は先に定義したB’または単結合を表し、 -Xは、酸素、窒素または硫黄原子を表し、 -R3は、1〜10個までの炭素原子を含む直鎖状または分岐状アルキルラジカルを表し;および、 (e)0〜10重量%までの、式I、II、IIIおよびIVのモノマー以外の任意のモノマーを含み; 前記重合が、 -蒸留可能な有機溶媒に前記モノマー類を溶解する工程;次いで、 -高分子を塩化させるために、前記反応混合物を鉱酸または有機酸の存在下において水により希釈し、その際、前記希釈を、過酸化水素の存在下に行なうか、または、前記希釈後に過酸化水素水溶液を用いて処理する工程; を含むことを特徴とするカチオン性アクリル系フルオロコポリマー。
IPC (6件):
C08F 220/22 ( 200 6.01) ,  C08F 220/34 ( 200 6.01) ,  C08F 230/08 ( 200 6.01) ,  C08F 218/08 ( 200 6.01) ,  C08F 8/44 ( 200 6.01) ,  E04F 13/02 ( 200 6.01)
FI (6件):
C08F 220/22 ,  C08F 220/34 ,  C08F 230/08 ,  C08F 218/08 ,  C08F 8/44 ,  E04F 13/02 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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