特許
J-GLOBAL ID:201103036573390197

遺伝的アルゴリズムを用いた積付スケジューリング装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-059022
公開番号(公開出願番号):特開2001-249970
特許番号:特許第4313491号
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2001年09月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 処理データを格納する格納手段と、最適値を格納する最適値格納手段とを備え、遺伝的アルゴリズムを用いて積み付け対象物を所定の積付高さ目標を有する積付エリアに積み付けるための3次元積み付けスケジューリングを行う積付スケジューリング装置であって、 前記積み付け対象物の縦方向長さ、横方向長さ及び高さで規定される荷姿および該荷姿の重心位置に関する荷姿情報、評価関数のパラメータ、繰り返す世代交代の所定の回数、積付エリアに関するエリア情報を含むデータを入力して前記格納手段に格納する入力手段と、 前記荷姿情報に基づいて、前記積付エリア内の固定的な部分エリアに配置する荷姿および前記部分エリアを決定して前記格納手段に格納する前処理手段と、 前記格納手段に格納された、前記積み付け対象物の縦方向長さ、横方向長さ及び高さで規定される荷姿を同種の遺伝子として表現し、積み付ける全ての荷姿に対応する遺伝子を1次元に配列して複数の荷姿により構成される個体を染色体として表現し、遺伝子の配列順序の異なる複数の染色体を作成して前記格納手段に格納する初期個体群作成手段と、 前記格納手段に格納された、それぞれの前記染色体である遺伝子配列の1次元配列順に基づいて、それぞれの遺伝子に対応する前記荷姿の高さを順次加算し、前記荷姿の高さの加算値が前記所定の積付高さ目標値に達する毎に前記遺伝子配列を分割し、該分割された遺伝子配列毎にその中に含まれる荷姿をその底面積または重量の降順に並べ替えた配列である柱を形成し順次前記格納手段に格納する柱形成手段と、 前記格納手段に格納された柱を前記積付エリアの行毎に所定のルールに基づいて、すなわち該所定のルールは、前記積付エリアの同一行に配置される柱の縦方向の長さの差が所定値以下であって、かつ横方向の柱の長さの和と前記積付エリアの行方向の長さとの差が所定値以下であるように順次配置する柱を選択するか、あるいは空き面積率が小さくなるように順次配置する柱を選択して、前記積付エリアに配置する位置を決定する柱配置手段と、 前記柱配置手段により所定の積付高さ目標を有する積付エリアに3次元的に積み付けられた荷姿がどの程度前記積付エリアに適して配置されているかを前記入力手段で入力された評価関数のパラメータにより決定される評価関数を用いて評価し、そのうち最も評価の高い染色体の評価値と前記最適値格納手段に格納されている染色体の評価値を比較し、評価値の高い方の染色体を前記最適値格納手段に格納する評価手段と、 前記最適値格納手段に格納された染色体を基に少なくとも2つの前記染色体間で遺伝子配列を交叉すること、または、一つの前記染色体内で少なくとも二つの遺伝子の配列位置を入れ替えて該染色体における遺伝子配列を変えること、または、前記評価手段による評価に基づいて前記染色体を削除すること、により次世代の染色体群を作成し前記格納手段に格納する次世代個体群作成手段と、 を備え、 前記柱形成手段による柱の生成、前記柱配置手段による柱配置、前記評価手段による評価と最適値の前記最適値格納手段への格納を、前記次世代個体群作成手段による世代交代が所定回数繰り返されるまで繰り返し、 さらに、前記格納手段に格納された前記荷姿情報を用いて、前記最適値格納手段に格納された所定回数だけ世代交代が繰り返された柱配置で且つ評価された柱を、縦向きに配置された柱同士と横向きに配置された柱同士が隣接するように並び替える後処理手段と、 該後処理手段により並び替えが行なわれた前記積付エリア内に積み付けられた柱を3次元表示する出力手段と、 を備えることを特徴とする積付スケジューリング装置。
IPC (4件):
G06Q 50/00 ( 200 6.01) ,  G06Q 10/00 ( 200 6.01) ,  B65G 57/03 ( 200 6.01) ,  G06N 3/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
G06F 17/60 114 ,  G06F 17/60 116 ,  G06F 17/60 162 A ,  B65G 57/03 G ,  G06N 3/00 550 C

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