特許
J-GLOBAL ID:201103036691012695
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-161014
公開番号(公開出願番号):特開2011-016400
出願日: 2009年07月07日
公開日(公表日): 2011年01月27日
要約:
【課題】ヒール&トゥ摩耗の成長を抑えてノイズ性能を高める。【解決手段】カーカス最大巾点Pmの近傍位置Yからビード部4に至る下サイド領域TLに、補強コード11を配列した小巾帯状の補強バンド13を、タイヤ軸芯iを中心としてタイヤ周方向に渦巻き状に連続して巻き付けた下サイド補強層10を形成している。基準状態Jにおけるカーカス本体部6aの内面のカーカス輪郭線20は、上点PUとカーカス最大巾点Pmとの間の上輪郭線20Uにおいては、等価自然平衡形状曲線Zからの距離L1が最大値L1aとなる最大離間部21を有してタイヤ外側に突出する。又カーカス最大巾点Pmと下点PLとの間の下輪郭線20Lにおいては、等価自然平衡形状曲線Zからの距離L2が最大値L2aとなる最大離間部22を有してタイヤ外側に突出する。前記最大値L1a、L2aを3.0mm以上とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカス本体部を有するカーカスと、トレッド部の内部かつ前記カーカスの半径方向外側に配されるベルト層とを具えた空気入りタイヤであって、
正規リムにリム組みしかつ正規内圧が充填された無負荷の基準状態において前記カーカス本体部のタイヤ内腔側の内面がタイヤ軸方向外側に最も突出するカーカス最大巾点Pmの近傍位置Yからビード部に至る下サイド領域内、かつ前記カーカスのタイヤ軸方向外側に、下サイド補強層を具え、
かつ該下サイド補強層は、1本の補強コード又は複数本の補強コードを並列したコード配列体をトッピングゴムで被覆した小巾帯状の補強バンドを、タイヤ軸芯を中心としてタイヤ周方向に渦巻き状に連続して巻き付けることにより形成されるとともに、
前記基準状態のタイヤ子午断面において、
前記ベルト層の外端を通る半径方向線が前記カーカス本体部の内面と交わる上点と、前記カーカス最大巾点Pmと、ビードヒール点を通る半径方向線が前記カーカス本体部の内面と交わる下点との三点を通る単一円弧曲線を等価自然平衡形状曲線と定義したとき、
前記カーカス本体部の内面のカーカス輪郭線は、
前記上点とカーカス最大巾点Pmとの間の上輪郭線においては、前記等価自然平衡形状曲線からの距離L1が最大値L1aとなる最大離間部を有してタイヤ外側に突出するとともに、
前記カーカス最大巾点Pmと下点との間の下輪郭線においては、前記等価自然平衡形状曲線からの距離L2が最大値L2aとなる最大離間部を有してタイヤ外側に突出し、
しかも前記距離L1、L2の各最大値L1a、L2aを3.0mm以上としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/08
, B60C 13/00
, B60C 15/06
FI (4件):
B60C9/08 N
, B60C13/00 G
, B60C15/06 B
, B60C15/06 N
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