特許
J-GLOBAL ID:201103037134093743
透析装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-026623
公開番号(公開出願番号):特開2011-160964
出願日: 2010年02月09日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】返血時、血液ポンプ及び補液ポンプの流速に誤差が生じても、当該血液ポンプと補液ポンプとの間の流路に過大な正圧が生じてしまうのを防止することができるとともに、補液ライン側弁手段の開放忘れを回避して安全性をより向上させることができる透析装置を提供する。【解決手段】返血前に、静脈側弁手段16により流路を遮断するとともに血液ポンプ8を所定量回転駆動させ、静脈圧センサ15で測定される液圧の変化を監視することにより、補液ライン側弁手段18の開放状態を監視可能な監視手段17を備えた透析装置である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
血液浄化膜を内在するとともに、血液導入口、血液導出口、透析液導入口及び透析液排出口が形成され、前記血液浄化膜を介して血液に透析液を接触させて透析浄化作用を施す血液浄化器と、
基端が前記血液浄化器の血液導入口に接続され、その途中において血液ポンプが配設された動脈側血液回路と、
基端が前記血液浄化器の血液導出口に接続された静脈側血液回路と、
前記動脈側血液回路又は静脈側血液回路内の液圧を測定し得る液圧測定手段と、
前記静脈側血液回路における前記液圧測定手段が配設された部位より先端側の流路を遮断又は開放し得る静脈側弁手段と、
前記血液浄化器の透析液導入口に接続され、前記血液浄化器に透析液を導入する透析液導入ラインと、
前記血液浄化器の透析液排出口に接続され、前記血液浄化器から透析液を排出する透析液排出ラインと、
調製された透析液を前記透析液導入ラインに供給する供給手段と、
を具備した透析装置であって、
一端が前記透析液導入ライン又は透析液排出ラインと接続されるとともに、他端側が分岐して第1の分岐端及び第2の分岐端を有した流路から成り、当該第1の分岐端が前記動脈側血液回路又は静脈側血液回路と接続されるとともに、返血時、前記第2の分岐端が前記動脈側血液回路の先端に接続可能とされた補液ラインと、
該補液ラインにおける分岐部より前記透析液導入ライン又は透析液排出ラインとの接続部側に配設され、当該透析液導入ライン又は透析液排出ラインの透析液を前記第1の分岐端及び第2の分岐端まで流動させ得る補液ポンプと、
前記補液ラインにおける分岐部と第2の分岐端との間に配設され、透析液の流動を遮断又は開放し得る補液ライン側弁手段と、
返血前に、前記静脈側弁手段により流路を遮断するとともに前記血液ポンプを所定量回転駆動させ、前記液圧測定手段で測定される液圧の変化を監視することにより、前記補液ライン側弁手段の開放状態を監視可能な監視手段と、
を備えたことを特徴とする透析装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61M1/14 553
, A61M1/34 520
Fターム (15件):
4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077DD07
, 4C077DD16
, 4C077DD26
, 4C077EE01
, 4C077EE03
, 4C077HH02
, 4C077HH03
, 4C077HH13
, 4C077JJ02
, 4C077JJ03
, 4C077JJ13
, 4C077JJ24
, 4C077KK25
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