特許
J-GLOBAL ID:201103037189431060

自動倉庫の出庫制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 机 昌彦 ,  谷澤 靖久 ,  河合 信明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-208347
公開番号(公開出願番号):特開2002-019926
特許番号:特許第3596437号
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2002年01月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】物品を収納し、収納している物品の出庫が指示されたときに該当物品を自動的に取り出す自動倉庫と、前記自動倉庫から取り出された物品の出庫先である複数の出庫ステーションと、前記自動倉庫から取り出された物品を指示された前記複数の出庫ステーションの何れかへと搬送するコンベヤとから構成された搬送システムにおいて、前記搬送システムの動作制御を行なうコンピュータを前記搬送システムに接続し、前記コンピュータは、出荷単位の全物品を出庫単位に区分して記憶する出庫情報ファイルと、前記複数の出庫ステーションの各々の同時出庫指示可能数を記憶する出庫指示数ファイルと、前記複数の出庫ステーションの何れかから出庫開始要求を得たときに該出庫ステーションへの出庫指示を行なう出庫開始要求時指示手段と、前記複数の出庫ステーションの何れかから1出庫完了情報を得たときに該出庫ステーションへの出庫指示を行なう出庫完了時指示手段とから構成され、前記出庫情報ファイルは、出荷単位の全物品を出庫単位の物品に区分して出庫データとして記憶し、前記出庫データは、少なくとも該当物品の自動倉庫の棚位置情報と、前記該当物品の出庫指示済み情報とから構成され、前記出庫指示数ファイルは、前記複数の出庫ステーションの何れかを識別するための出庫ステーション識別子と、前記出庫ステーション識別子に対応する同時出庫指示可能数とから構成され、前記出庫開始要求時指示手段は、前記複数の出庫ステーションの何れかから出庫開始要求を得たときに、該出庫ステーションに対する出庫指示を前記出庫指示数ファイルに記憶されている該出庫ステーションの同時出庫指示可能数と等しい回数だけ出し、前記出庫開始要求時指示手段は、前記複数の出庫ステーションの何れか一つから出庫開始要求を受信すると(A1)、次に前記出庫指示数ファイルから出庫開始要求のあった出庫ステーションの同時出庫指示可能数の取得を行ない(A2)、出庫指示実績数の初期化を行ない(A3)、次に、前記出庫情報ファイルから出庫指示済み情報が「未指示」の出庫データの取得を行ない(A4)、出庫データが取得できたか判断し(A5)、出庫データが取得できた場合は(ステップA5でイエス)、出庫データに記載されている物品の該出庫ステーションヘの出庫指示を行ない(A6)、ステップA4で取得した出庫データの出庫指示済み情報を「未指示」から「指示済み」へと更新し(A7)、ステップA8に進み、出庫データが取得できない場合は(ステップA5でノー)、処理を終了し、ステップA8では、前記出庫指示実績数を1カウントアップし(A8)、前記出庫指示実績数がステップA2で取得した前記同時出庫指示可能数に達したか否かを比較判断し(A9)、前記出庫指示実績数が前記同時出庫指示可能数に達した場合は(ステップA9でイエス)、処理を終了し、前記出庫指示実績数が前記同時出庫指示可能数に達していない場合は(ステップA9でノー)、ステップA4に戻り処理を継続する、ことを特徴とする自動倉庫の出庫制御方式。
IPC (2件):
B65G 1/137 ,  B65G 1/00
FI (2件):
B65G 1/137 A ,  B65G 1/00 501 A

前のページに戻る