特許
J-GLOBAL ID:201103037257327137

ミシンの糸通し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-272725
公開番号(公開出願番号):特開平3-133485
特許番号:特許第2734127号
出願日: 1989年10月19日
公開日(公表日): 1991年06月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】縫針の目孔に対して進退可能に形成され、糸を捕捉する糸通しフックと、上記フックを支持し上記縫針の目孔に接近・貫入させる接近動作と、上記縫針の目孔から退避させる退避動作とを司る支持軸と、上記支持軸に回転可能に軸支され、上記支持軸から上記縫針までの距離よりやや長く該軸径方向に突出し、その先端付近にて糸供給源から供給される糸を係止する糸係止部と、上記支持軸の回転に連動して上記フックの接近動作時に上記糸係止部を上記縫針の目孔に接近させ、上記フックの退避動作時に上記糸係止部を上記縫針の目孔から遠ざけるリンク機構とを備え、上記支持軸の軸回転により上記フックが上記糸係止部に係止された糸を捕捉しつつ上記縫針の目孔を挿通して糸通しを行なうミシンの糸通し装置において、上記リンク機構には、上記支持軸を挟んで上記縫針の反対側で、上記フックの接近動作時に上記支持軸から遠ざかり、上記フックの退避動作時に上記支持軸に近づくリンク点に、糸を把持する糸把持部を設け、上記糸係止部に係止される糸の端側を上記糸把持部に把持させて、上記フックの接近動作時に上記縫針の目孔付近で糸を緊張させ、上記フックの退避動作時に該糸を弛緩させる糸張り調整手段を構成し、上記糸把持部は、互いに圧接するよう少なくとも一方が付勢された2つの向かい合う板面と、該付勢された板面を該圧接方向に摺動可能に軸支する板面支持部とを備えると共に、上記2つの板面の少なくとも一方には、上記2つの板面の間に挿入された糸が上記フックの接近動作時に把持される位置に対して上記板面支持部の外側に溝が形成されていることを特徴とするミシンの糸通し装置。
IPC (2件):
D05B 87/02 ,  D05B 69/00
FI (2件):
D05B 87/02 ,  D05B 69/00 Z

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