特許
J-GLOBAL ID:201103037384269570

カチオン交換体による分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒川 聡志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-554474
特許番号:特許第4643006号
出願日: 1999年06月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 正荷電化合物を溶液から分離する方法であって、当該方法が、上記溶液をイオン交換体と、1種以上の正荷電化合物がイオン交換体と結合できる条件下で接触させる工程を含んでおり、 (i)結合時の溶液のイオン強度が15mS/cmを超えること、及び (ii)上記カチオン交換体が次の式(I)のものであり、 M-A-X-Y(-Z)n (I) [式中、 a)Mは親水性マトリクスであり、 b)Aはスペーサーであり、 c)X-Y(-Z)nはカチオン交換リガンドであり、 d)Xは-O-、-S(R1)-又は-N(R1)(R2)-であり(式中、R1及びR2はH、非共有電子対、A-X-Y(-Z)n、Y(-Z)n及び直鎖、環状もしくは枝分れ脂肪族C1〜C6基から選択されるが、C2-6アルキルについては、1〜4の水素原子がOH基で置換されていてもよく、そのOH基の水素が低級アルキルで置換されていてもよいが、非共有電子対となり得るのはR1及びR2のうちの一方だけであることを条件とする。)、 e)Yは、 1)二重結合を含む5又は6員環構造、或いは 2)脂環式C5〜C6基又は直鎖もしくは枝分れ脂肪族C1〜C8基であり、XとZとを連結する鎖が、1又は2つのエーテル酸素又はチオエステル硫黄原子で中断されていてもよいが、その場合にはXは-O-又は-S-ではないことを条件とし、 f)Zはカチオン交換基である。]、 上記カチオン交換体と正荷電化合物との結合が2〜14の範囲内のpH値で進行し、リガンド-X-Y(-Z)nが正味負電荷を有することを特徴とする、方法。
IPC (3件):
B01J 39/18 ( 200 6.01) ,  B01J 39/04 ( 200 6.01) ,  B01J 45/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
B01J 39/18 ,  B01J 39/04 H ,  B01J 45/00 A

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