特許
J-GLOBAL ID:201103037724164174

易架橋性熱可塑性樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-226414
公開番号(公開出願番号):特開2011-074187
出願日: 2009年09月30日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】本発明は、架橋特性が優れ、得られた架橋体または動的架橋体は、耐熱性、軟質性、耐油性、流動性、耐傷つき摩耗性、力学物性に優れる、クロス共重合体または本クロス共重合体を含む熱可塑性樹脂組成物を提供することである。【解決手段】アルキル置換スチレンを一定量以上含み、特定の条件を満たすクロス共重合体及びこれを含む熱可塑性樹脂組成物を用いて、これらを動的架橋またはエネルギー線架橋することで達成できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の(1)〜(4)の条件を満たすクロス共重合体及びこれを含む熱可塑性樹脂組成物。 (1)配位重合工程とクロス化工程からなる重合工程を含む製造方法であって、配位重合工程として、シングルサイト配位重合触媒を用いてオレフィンモノマー、芳香族ビニル化合物モノマーおよび芳香族ポリエンの共重合を行ってオレフィン-芳香族ビニル化合物-芳香族ポリエン共重合体を合成し、次にクロス化工程として、このオレフィン-芳香族ビニル化合物-芳香族ポリエン共重合体と芳香族ビニル化合物モノマーの共存下、アニオン重合開始剤を用いて重合することを特徴とする製造方法で得られるクロス共重合体。 (2)配位重合工程で得られるオレフィン-芳香族ビニル化合物-芳香族ポリエン共重合体の組成が、芳香族ビニル化合物含量5モル%以上40モル%以下、芳香族ポリエン含量0.01モル%以上0.3モル%以下、残部がオレフィン含量である。 (3)クロス化工程で得られるクロス共重合体に対する配位重合工程で得られるオレフィン-芳香族ビニル化合物-芳香族ポリエン共重合体の質量割合が50〜95質量%である。 (4)得られたクロス共重合体に含まれる芳香族ビニル化合物の総モル含量に対し、含まれるアルキル置換スチレンのモル含量が5%以上である。
IPC (1件):
C08F 279/00
FI (1件):
C08F279/00
Fターム (20件):
4J026AA11 ,  4J026AA12 ,  4J026AA13 ,  4J026AA14 ,  4J026AA16 ,  4J026AA17 ,  4J026AA18 ,  4J026AA21 ,  4J026BA05 ,  4J026BA06 ,  4J026DA02 ,  4J026DA03 ,  4J026DA05 ,  4J026DA19 ,  4J026DB02 ,  4J026DB18 ,  4J026EA08 ,  4J026FA08 ,  4J026GA01 ,  4J026GA09

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