特許

J-GLOBAL ID：201103037744432647

印刷用塗被紙

発明者： 岸田 隆之 ,  荒井 康宏 ,  福井 照信
出願人/特許権者： 王子製紙株式会社
代理人 (5件)： 武石 靖彦 ,  村田 紀子 ,  徳岡 修二 ,  重本 博充 ,  大角 菜穂子
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-173608
公開番号（公開出願番号）：特開2001-254295
特許番号：特許第3736609号
出願日： 2000年06月09日
公開日（公表日）： 2001年09月21日
請求項（抜粋）：

【請求項1】原紙の少なくとも片面に顔料と接着剤を主成分とする顔料塗被層を設けた印刷用塗被紙であって、前記顔料塗被層が、外側顔料塗被層とそれに隣接する原紙面に近い内側顔料塗被層の少なくとも2層からなり、 前記外側顔料塗被層が、顔料として炭酸カルシウムを全顔料の70〜100重量%の割合で含有し、接着剤を全顔料に対して10〜20重量%の割合で含有し、かつ、前記接着剤に含まれる水溶性接着剤の量が全顔料の5重量%以下であり、更に 前記内側顔料塗被層が、顔料として平均粒子径0.1〜1.0μmの炭酸カルシウムを全顔料の80〜100重量%の割合で含有し、接着剤を全顔料に対して10重量%以下の割合で含有し、かつ、前記接着剤に含まれる水溶性接着剤の量が全顔料の3重量%以下であることにより、 前記塗被紙の水銀圧入法によって測定した空隙径0.03〜0.4μmの範囲の空隙における累積空隙容積と平均空隙径が各々4.0〜10ml/m2と0.04〜0.2μmの範囲にあり、さらに前記塗被紙のブリストー試験機を使用してJIS Z8809-1992に規定される標準粘度オイル(JS2.5)を評価液に用いて測定した吸収係数Kaが0.35〜1.5ml/(m2・ms1/2)となっていることを特徴とする印刷用塗被紙。

IPC (1件)：

D21H 19/76 ( 200 6.01)

FI (1件)：

D21H 19/76