特許
J-GLOBAL ID:201103037803541960

転動部材の焼入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-173469
公開番号(公開出願番号):特開2001-003116
特許番号:特許第3462797号
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (a) 軸受鋼からなる転動部材の形状や寸法に応じて、前記転動部材に対する高周波誘導加熱コイルの配置を設定する工程と、(b) 前記転動部材を前記高周波誘導加熱コイルに対向配置せしめた状態の下で、前記転動部材をその軸心を中心に回転させると共に、前記高周波誘導加熱コイルに高周波電流を流し、前記転動部材の内外径方向及び厚み方向の温度分布を均一とするような、常温から磁気変態点までを65〜80°C/秒、さらに加熱保持温度を越えない所要の加熱温度までを5〜8°C/秒の昇温速度で高周波誘導加熱し、1〜2秒の放冷後、加熱保持温度までを1.5〜3.5°C/秒の昇温速度で加熱する昇温パターンとし、前記転動部材を所要の焼入温度に均一に高周波誘導加熱する工程と、(c) これに引き続いて、均一に加熱された前記転動部材の内外径方向及び厚み方向の温度分布を均一な状態に保持し、前記転動部材に良好な焼入組織が得られるように、恒温に加熱保持する工程と、(d) その直後に、加熱保持された前記転動部材を冷却して焼入処理を施す工程と、を順次に施行することによって、所要の焼入硬さ及び焼入組織を得るようにしたことを特徴とする転動部材の焼入方法。
IPC (3件):
C21D 1/10 ,  C21D 1/42 ,  C21D 9/32
FI (4件):
C21D 1/10 A ,  C21D 1/10 E ,  C21D 1/42 R ,  C21D 9/32 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公平4-068365
  • 特開平4-331851
  • 特開平4-318586
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