特許
J-GLOBAL ID:201103037900812870
ヒト卵巣中皮細胞ならびにその単離方法および使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-575157
特許番号:特許第4601237号
出願日: 2001年04月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ヒト胎児卵巣中皮細胞の集団であって、該卵巣中皮細胞の少なくとも85%は、卵巣表面上皮細胞または顆粒膜細胞へと分化することが可能であり、そして該卵巣中皮細胞は、サイトケラチン1、サイトケラチン5、サイトケラチン6、サイトケラチン7、サイトケラチン8、サイトケラチン10、サイトケラチン11、サイトケラチン13、サイトケラチン15、サイトケラチン16、サイトケラチン18、サイトケラチン19およびビメンチンからなる群より選択される細胞表面マーカーの発現によって同定可能であり、該ヒト胎児卵巣中皮細胞の集団が、以下:
(a)ヒト胎児卵巣中皮細胞の供給源をエキソビボで顕微解剖する工程;
(b)該卵巣中皮細胞の寿命を維持するに十分な培養条件下で該ヒト胎児卵巣中皮細胞の供給源を栄養培地中に配置する工程であって、該栄養培地は、インスリン、トランスフェリン、上皮増殖因子、α-トコフェロール、組換えヒトヘレグリンβ1、ウシ血清アルブミンおよびアプロチニンからなる栄養を含む、工程;
(c)該卵巣中皮細胞の供給源からの卵巣中皮細胞の該栄養培地中への移動を可能にする工程(b)の培養条件を維持する工程;
(d)コラゲナーゼ-ディスパーゼとのインキュベーションおよびそれに続く密度勾配分離により、卵巣中皮細胞を富化させる工程;
(e)該卵巣中皮細胞を凝集物または単層形成物を形成させるに適切で十分な培養条件を維持する工程;ならびに
(f)該凝集物または単層形成物を継代培養して、卵巣中皮細胞の集団を得る工程であって、ここで該細胞の少なくとも85%が、卵巣表面上皮細胞または顆粒膜細胞へと分化することが可能である工程、
を包含する方法によって単離される、ヒト胎児卵巣中皮細胞の集団。
IPC (2件):
C12N 5/074 ( 201 0.01)
, A01K 67/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
C12N 5/00 202 D
, A01K 67/02
引用文献:
出願人引用 (7件)
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Anticancer Res., 1990, vol. 10, 1233-1240
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Lab. Invest., 1990, vol. 63, 132-136
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In Vitro, Cell. Dev. Biol., Animal, 1993, vol. 29, 9-18
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Eur. J. Cell Biol., 1985, vol. 37, 175-190
-
In Vitro, Cell. Dev. Biol., Animal, 1995, vol. 31, 300-309
-
Biol. Reprod., 1996, vol. 54, 660-669
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J. Cell. Physiol., 1988, vol. 134, 347-356
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審査官引用 (13件)
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Anticancer Res., 1990, vol. 10, 1233-1240
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Lab. Invest., 1990, vol. 63, 132-136
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Lab. Invest., 1990, vol. 63, 132-136
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In Vitro, Cell. Dev. Biol., Animal, 1993, vol. 29, 9-18
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Eur. J. Cell Biol., 1985, vol. 37, 175-190
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Eur. J. Cell Biol., 1985, vol. 37, 175-190
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In Vitro, Cell. Dev. Biol., Animal, 1995, vol. 31, 300-309
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Biol. Reprod., 1996, vol. 54, 660-669
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Biol. Reprod., 1996, vol. 54, 660-669
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Lab. Invest., 1990, vol. 63, 132-136
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Eur. J. Cell Biol., 1985, vol. 37, 175-190
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Biol. Reprod., 1996, vol. 54, 660-669
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J. Cell. Physiol., 1988, vol. 134, 347-356
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