特許
J-GLOBAL ID:201103038324324500

渦抽出装置、渦抽出方法、渦抽出プログラム、および渦抽出表示システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 正紀 ,  三上 結
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-285535
公開番号(公開出願番号):特開2011-128798
出願日: 2009年12月16日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
【課題】 本件は、流速分布を表わす流速データを基に渦領域を抽出する渦抽出装置等に関し、重要な情報を保持し、かつ、通常のパーソナルコンピュータ等一般的なスペックの計算機等で高速な表示処理を可能とする。【解決手段】 前記流体空間内を複数のボクセルに分割したときの各ボクセルの各頂点ごとの、該各頂点が流体の渦領域の内側にあるか外側にあるかを指標する第1の数値データを算出し、それらの第1の数値データに基づいて、渦領域を近似した渦の中心を示す線分を表わすテキストデータを作成し、そのテキストデータ作成後に、可視化演算処理可能なレベルにまでボクセルデータを削減する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
流体空間内に分散した複数の各点の流速データを取得するデータ取得部と、 前記データ取得部で取得した流速データに基づいて、前記流体空間内を複数のボクセルに分割したときの各ボクセルの各頂点ごとの、該各頂点が流体の渦領域の内側にあるか外側にあるかを指標する第1の数値データを算出する第1の数値データ算出部と、 前記データ取得部で取得した流速データに基づいて流体の渦の中心線を求めるとともに、前記第1の数値データ算出部で算出された前記各頂点ごとの前記第1の数値データに基づいて該中心線の周りの渦領域の寸法を求め、該中心線と該寸法とを表わすテキストデータを作成するテキストデータ作成部と、 前記第1のデータ算出部で算出された前記第1の数値データの等値面で構成される、前記渦領域の表面を画定するポリゴンの数を計数し、前記複数のボクセルを、該ポリゴンの数が設定値以下となるまで前記流体空間が粗く分割された新たなボクセルに統合することにより、前記第1の数値データを、該新たなボクセルの各頂点に対応する第1の数値データにまで間引くポリゴン数削減処理部と、 前記テキストデータ作成部で作成されたテキストデータおよび前記ポリゴン数削減処理部で得られた前記新たなボクセルの各頂点に対応する前記第1の数値データを出力するデータ出力部とを有することを特徴とする渦抽出装置。
IPC (1件):
G06F 19/00
FI (1件):
G06F19/00 110
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • データ変換方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-047100   出願人:株式会社超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所
  • 流れ場データからの流跡表示方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-297699   出願人:新日本製鐵株式会社
審査官引用 (2件)
  • データ変換方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-047100   出願人:株式会社超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所
  • 流れ場データからの流跡表示方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-297699   出願人:新日本製鐵株式会社
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • ターボ機械における流動現象の知的可視化
  • 渦構造同定法についての考察
審査官引用 (2件)
  • ターボ機械における流動現象の知的可視化
  • 渦構造同定法についての考察

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