特許
J-GLOBAL ID:201103038560111860

物品放射能検出装置および物品放射能検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎 ,  風間 鉄也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-186517
公開番号(公開出願番号):特開2003-004886
特許番号:特許第3616036号
出願日: 2001年06月20日
公開日(公表日): 2003年01月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】測定対象とする物品側に検出面を向けて配置してなり、前記物品から放出されるβ線を捕獲することが可能であって、前記物品から放出されるγ線の透過が可能な検出部厚みを有し、前記物品の表面から放出されるβ線による計数率(K3)、前記物品の表面から放出されるγ線による計数率(K1)、および前記物品の内部から放出されるγ線の計数率(K4)を合計した合計計数率(P=K1+K3+K4)を計数する第1の放射線検出器と、前記第1の放射線検出器の検出面とほぼ同一寸法形状の検出面を有し、この検出面を前記第1の放射線検出器の検出面の非物品側の面に、前記第1の放射線検出器の検出面の外形とほぼ一致するように重ね合わせて配置し、前記物品から放出され、前記第1の放射線検出器を透過して入射するγ線を捕獲することが可能な検出部厚みを有し、前記物品の表面から放出されるγ線による計数率(K2)、および前記物品の内部から放出されるγ線による計数率(K5)を合計した合計計数率(Q=K2+K5)を計数する第2の放射線検出器と、 前記物品の表面および内部から放出されるγ線の、前記第2の放射線検出器によって計数された計数率に対する前記第1の放射線検出器によって計数された計数率の比K(K=K1/K2=K4/K5)を用い、 K3=P-Q*K にしたがって前記物品の表面から放出されるβ線による計数率(K3)を求め、前記物品の表面からβ線およびγ線を放出する核種を特定することによって決定される定数J(J=K1/(K1+K3))を用い、 K5=Q-K3*J/((1-J)×K) にしたがって前記物品の内部から放出されるγ線による計数率(K5)を求め、 K2=Q-K5 にしたがって前記物品の表面から放出されるγ線による計数率(K2)を求める計数率演算手段とを備えたことを特徴とする物品放射能検出装置。
IPC (3件):
G21C 17/00 ,  G01T 1/167 ,  G01T 1/169
FI (3件):
G21C 17/00 D ,  G01T 1/167 D ,  G01T 1/169 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-188869

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