特許
J-GLOBAL ID:201103038681592327

転炉製鋼法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-143124
公開番号(公開出願番号):特開平3-010012
出願日: 1989年06月07日
公開日(公表日): 1991年01月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】上吹ランスから酸素を、下吹ノズルから撹拌ガスを吹き込んで吹錬を行う転炉製鋼法において、吹錬の開始前に、吹錬を施す溶銑の組成および温度、および転炉内に残留する前チャージスラグの組成を実測し、これら実測値を用いて全吹錬期間の酸素、撹拌ガス、および副原料の導入パターンをあらかじめ初期設定し、上記初期設定パターンでの吹錬中に、溶融金属組成の安定期間内のその金属組成および温度を実測し、その温度におけるPおよびMnの金属/スラグ分配式から、スラグ中のPおよびMn濃度を計算し、この計算値と溶銑のPおよびMn濃度の実測値と副原料から求めた発生スラグ量の値を用いてPおよびMnの物資収支に基づき転炉内の前チャージ残留スラグ量を推定し、これら実測値を用いてPおよびMnのトータルインプット量を求め、更に該トータルインプット量と吹止時のPおよびMnの金属/スラグ分配式から溶融金属の吹止組成および吹止温度を推定し、これら推定値と対応する目標吹止値との差に応じて酸素、撹拌ガス、および副原料の導入パターンを修正し、上記修正パターンでの吹錬中、吹錬終了の1〜5分前に、溶融金属の炭素濃度および温度を実測し、これら実測値を用いて溶融金属の吹止炭素濃度および吹止温度を推定し、これら推定値と対応する目標吹止値との差に応じて酸素、撹拌ガス、および副原料の導入パターンを再修正することによって終点制御することを特徴とする転炉製鋼法。
IPC (1件):
C21C 5/30 Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭57-131309
  • 特開昭57-131309
  • 特開昭57-131310
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