特許
J-GLOBAL ID:201103038909200572

画像処理を用いた生物組織認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-073427
公開番号(公開出願番号):特開2001-264317
特許番号:特許第3270442号
出願日: 2000年03月16日
公開日(公表日): 2001年09月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 検体となる生物組織の画像に対して、コンピュータを用いて所定の画像処理を施すことにより、特定の標本組織に近似した部分を区別して認識できるような識別画像を得る方法であって、特定の標本組織から標本組織画像を入力する段階と、入力した標本組織画像に基づいて、前記標本組織のテクスチャーの特徴を示す標本環境因子を抽出する段階と、検体組織から検体組織画像を入力する段階と、所定の移動特性を示す移動特性因子と前記標本環境因子とをもち、所定の初期エネルギー値が定義された多数の仮想生物を、前記検体組織画像上に分布するように発生させる段階と、(a) 仮想生物を、その移動特性因子に基づいて前記検体組織画像上で移動させ、この移動により消費する消費エネルギー値を決定する処理、(b) 仮想生物の移動後の位置周辺における前記検体組織画像のテクスチャーの特徴を示す検体環境因子と、当該仮想生物のもつ標本環境因子との類似性に基づいて、当該仮想生物が摂取すべき摂取エネルギー値を定める処理、(c) 仮想生物のもつエネルギー値に対して、前記消費エネルギー値を減じ、前記摂取エネルギー値を加えることにより、エネルギー値の更新を行い、更新後のエネルギー値が所定の下限値に達した場合には当該仮想生物が死滅したものとして除去し、更新後のエネルギー値が所定の上限値に達した場合には当該仮想生物が増殖したものとして同一の標本環境因子を有する新たな仮想生物を近傍に発生させる処理、なる3つの処理(a) ,(b) ,(c) を、所定回数だけ繰り返し実行する段階と、前記検体組織画像上に最終的に生存している仮想生物の分布に基づいて、目的となる識別画像を作成する段階と、を有することを特徴とする画像処理を用いた生物組織認識方法。
IPC (2件):
G01N 33/483 ,  G06T 1/00 290
FI (2件):
G01N 33/483 C ,  G06T 1/00 290
引用特許:
出願人引用 (1件)

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