特許
J-GLOBAL ID:201103038916166088

プリプレグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 増田 達哉 ,  朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-256671
公開番号(公開出願番号):特開2011-032493
出願日: 2010年11月17日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】従来のリグノフェノールを用いた場合に比べても、耐熱性に優れるプリプレグならびにこのプリプレグを硬化させた基板を提供する。【解決手段】リグニン化合物と架橋剤を含む樹脂組成物を、基材に含浸させたプリプレグであって、前記リグニン化合物は、バイオマスを分解して得られるフェノール性水酸基とアルコール性水酸基をモル比として9:1から8:2の比率で有するリグニン化合物、及び該リグニン化合物のフェノール性水酸基に反応性基を導入したリグニン誘導体から選ばれる1種又は2種であることを特徴とするプリプレグ。前記プリプレグを、1枚又は2枚以上の積層体を硬化させた基板。【選択図】なし
請求項(抜粋):
バイオマスを分解して得られるリグニン化合物と架橋剤とを含む樹脂組成物を基材に含浸してなるプリプレグの製造方法であって、 バイオマスを水存在下におき、これらを高温高圧下で分解処理する分解工程と、 前記分解工程により得られた処理物中の不溶分をリグニンが可溶な溶媒に浸漬処理する浸漬工程と、 前記浸漬工程により得られた処理物中の可溶分から前記リグニンが可溶な溶媒を留去する留去工程と、 前記留去工程により得られた処理物と架橋剤とを混合する架橋剤混合工程と、 前記架橋剤混合工程により得られた処理物を基材に含浸する含浸工程と、を有し、 前記リグニン化合物は、フェノール性水酸基とアルコール性水酸基とをモル比で9:1〜8:2の比率で含むものであることを特徴とするプリプレグの製造方法。
IPC (3件):
C08J 5/24 ,  C08G 59/32 ,  C08G 8/20
FI (3件):
C08J5/24 ,  C08G59/32 ,  C08G8/20 A
Fターム (28件):
4F072AA07 ,  4F072AB31 ,  4F072AD01 ,  4F072AD03 ,  4F072AD13 ,  4F072AD16 ,  4F072AD35 ,  4F072AG07 ,  4F072AG16 ,  4F072AH02 ,  4F072AH25 ,  4F072AJ04 ,  4F072AK05 ,  4F072AK14 ,  4F072AL09 ,  4F072AL12 ,  4J033CA02 ,  4J033CA16 ,  4J033HA07 ,  4J033HA13 ,  4J033HB03 ,  4J036AE07 ,  4J036FA05 ,  4J036FA06 ,  4J036FB07 ,  4J036FB18 ,  4J036JA08 ,  4J036JA11
引用特許:
審査官引用 (1件)

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